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2015年1月29日木曜日

中の橋

 盛岡城下を流れる中津川にかかる中の橋周辺は公園や市役所や商店街があったりしてスナップの被写体に事欠かないエリアです。早起きして早朝から午前中は野鳥撮影、お昼には市内でモノクロ写真撮影できれば私には理想的な休日になるのですが、この日は寝坊して昼前頃にローライフレックスをぶら下げて街中をうろうろしていました。
 スナップ撮影の時は視野に自転車が通過するとついついシャッターを切るトリガーになってしまいます。この写真は少しタイミングが早すぎてしまいました。この数秒後、自転車の方は雪の上でスリップ転倒していましたよ。私も少し驚いて助け起こそうとおもいましたが、その間もなく平然と立ち去っていきました。今にして思えばその瞬間を撮りたかったように思えます。

2015年1月26日月曜日

PENTAX 645Z

 昨日の日曜日、八戸の写真仲間のお誘いで中判デジタルカメラセミナーに参加してきました。主催は十和田市の「写真のオクヤマ」さんです。参加者は10名で午前中は代表の奥山洋一さんからPENTAX 645Zの特徴についてのセミナーを聞かせて頂きました。8256x 6192pixelの5000万画素、大きなセンサーサイズが生み出す写真は圧倒的な画質です。某社の35ミリフルサイズデジタル一眼レフに白いレンズで撮影した写真と645Zの写真の比較を見せて頂きましたが画質の差は圧倒的でした。
 昼食後は各自1台ずつPENTAX 645Zを思う存分撮影することができました。私は比較のためにPentax 6x7を持参しましたよ。晴天に恵まれ、十和田市現代美術館などフォトジェニックな被写体が満載の撮影会でした。アップした写真はすべてお借りしたPENTAX 645Zで撮影したものを長辺1080pixelにリサイズしています。645Zは大きくて重たいカメラだというイメージでしたがグリップが持ちやすくてハンドリングが良く、操作系もとても使いやすい素晴らしいカメラでした。67-645アダプターを付けたら手持ちの67用レンズも使用可能です。うーん、ヤバいです!欲しくなってしまいます。
 その後、夜の部は八戸の新鮮な海の幸を肴に地酒で今年の活動計画会議となりました。大変美味でございました!八戸の皆さん、写真のオクヤマさん、大変お世話になりました!ありがとうございました!



2015年1月22日木曜日

Foot steps were easily printed on the snow!

 星野道夫さんはアラスカに住んでアラスカの自然や動物や鳥達の写真を情感豊かに撮り続けた写真家でした。素晴らしい写真の数々は心に迫ってきます。また著書も多く残してくれました。北国に住む人の心が良く伝わってきます。アラスカはとても冬が長く夏が短いそうですが、アラスカの人達は冬や雪が嫌いではないそうです。
 私も盛岡に住んで30年程経ちますが、この地の冬の冷え込みや雪は嫌いではありません。むしろ夏より冬が好きです。昨日の盛岡市の最低気温は氷点下9.8度でしたが、こんな朝は風がなく晴れて明るくて気持ち良いのです。

2015年1月19日月曜日

フィルムで野鳥

 デジタル一眼レフで野鳥写真を撮り始めて数年経った頃でしょうか。ふと手にした写真家の吉野信さんの「アナログカメラで行こう!」という本に出会いました。アナログカメラというのはデジタルカメラに対してフィルムを使う従来のカメラのことです。その本に昔懐かしいNikon Fで撮影されたヤマセミの写真が掲載されていました。その写真を見て私も何とかフィルムカメラでヤマセミを撮影してみよう、できればモノクロフィルムを詰めたNikon F4Sで撮影できたらな、と考えるようになりました。
 試行錯誤の末、結局モノクロフィルムでのヤマセミは撮影は成功に至っていませんが、モノクロフィルムでの撮影の楽しさに再度目覚めてしまいました。特にブローニーフィルムを使う中判カメラの画質の良さと二眼レフののんびりした撮影の楽しさを再認識しましたよ。
 ヤマセミは二眼レフでは難しいでしょうが、公園のドバトやオオハクチョウならば二眼レフでも何とか撮影できてしまうのです。

2015年1月15日木曜日

Winter shadow

 盛岡の冬は冷え込みが強い割に雪が少なく冬晴れの日が多いのが特徴です。冬晴れの光は長い影を映して写真撮影には絶好の光なのです。野鳥撮影の合間に二眼レフを片手にぶらぶらスナップ撮影も楽しいものです。
 ここは岩手公園の傍らの毘沙門橋です。冬の影がお気に入りの被写体なのです。2013年の12月30日にRolleiflex 2.8Fで撮影した「冬影」という写真をアップしましたが、今回は同じ被写体を同じ光でMamiya C220 professionalとSekor 80/3.7で撮影してみました。このレンズは3群4枚構成のテッサータイプでマミヤの二眼レフ用では最も小さく軽量なのですが、逆光にもフレアやゴーストが少なく頼りになるレンズです。どうも私は逆光で撮影するのが好きみたいです。

追伸
 明日から日曜日まで二泊三日の出張に行ってきます。コメント頂いても返信が遅くなってしまいます。申しわけありません。

2015年1月12日月曜日

中津川冬景色

 浅田次郎さんの新撰組三部作の一つ「壬生義士伝」の主人公の吉村貫一郎は南部盛岡藩の脱藩浪士です。吉村貫一郎は酒宴で盛岡のお国自慢をするのです。「南部盛岡は日本一の美しい国でござんす。西には岩手山(おやま)がそびえ東には早池峰。北には姫神山。城下を流れる中津川は北上川に合わさって豊かな流れになり申す。」
 この写真は中津川にかかる中の橋から撮影しました。夏には鮎、秋には鮭が遡上し、冬になればオオハクチョウなど冬鳥が羽を休める中津川は、盛岡人の心の川なのです。

2015年1月8日木曜日

氷点下の朝

 おはようございます!今朝も盛岡は氷点下の朝を迎えました。岩手県内陸地方の盛岡は降雪量は少ないのですが、気温が低いので一度積もった雪がなかなか溶けずに硬い氷雪になって路面に残っています。気温が低ければそれほど滑らないのですが気温が零度以上になると表面が溶けてとても滑りやすくなります。
 時間に追われる朝の通勤時間帯にカメラを出して撮影する余裕はあまりないのですが、いつも持ち歩いているMamiya C220 professionalで時々スナップを撮影するのも楽しいものです。電池の不要なフルメカニカルカメラのMamiya Cは氷点下の朝でも確実に動作してくれる頼もしいカメラです。

2015年1月5日月曜日

謹賀新年

 あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いいたします。
 今年の盛岡は積雪も少なく例年になく穏やかな年始を迎えております。正月休み中は毎日のように野鳥フィールドに出かけて撮影三昧でした。エナガちゃんも元気に過ごしていましたよ。