閉伊川は北上高地を源流として岩手県を西から東へ流れて宮古市で太平洋に注ぐ大河です。昨年の台風10号上陸の際には濁流となって、閉伊川と並走する国道106号線は多くの箇所で寸断されました。あれから10か月近く経った閉伊川は一見すると穏やかな表情に見えますが、川岸には沢山の洪水被害の爪痕が残っています。宮古には月に一回ほど仕事で行くのですが、河口近くをゆったりと流れる閉伊川の雄大な姿には見とれてしまいます。いつか写真に収めようと思いながら実現できずに十数年以上経ってしまいました。そして今年の5月上旬、ようやくモノクロフィルムで閉伊川の写真を撮影することができました。
Morioka city, Japan. I still shoot monochrome photos with medium format film camera Mamiya C220, C22, C330 professional, Rolleiflex 2.8E and 2.8 F Planar, asahi PENTAX 6X7. I shoot wild bird photos with Nikon D500, D300S and Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D, AF-S NIKKOR 500mm f/4G ED VR. Photo exhibitions at gallery 'photo and cafe SoLUNA'. Photographer SATOHITO is the advisor of the photograph club of the Iwate Medical University.
2017年5月26日金曜日
2017年5月19日金曜日
夜明け
今回の「鳥撮りとりおの写真展8」には少し古い写真も展示しています。この写真は2013年に開催させて頂いた個展「里人の野鳥譜」で半切サイズにプリントして展示した写真で、DMの写真にも使用しました。今回は四つワイドにプリントし直して展示しています。データを見直してみると2012年6月の朝5時に雫石川で撮影した一枚です。カメラはNikon D300Sでレンズはサンヨンに1.4xテレコンです。
雫石川の流域にはヤマセミの営巣に適した崖が数ヶ所あったのですが、私が撮影フィールドにしていた場所は護岸工事のためコンクリートで固められてしまいました。護岸工事はもちろん必要な工事ですが、ヤマセミのヤマちゃんも生きていかなければならないので大変です。人間にもヤマセミにも利益になるような工事の方法があればいいのですが、難しいものですね。
雫石川の流域にはヤマセミの営巣に適した崖が数ヶ所あったのですが、私が撮影フィールドにしていた場所は護岸工事のためコンクリートで固められてしまいました。護岸工事はもちろん必要な工事ですが、ヤマセミのヤマちゃんも生きていかなければならないので大変です。人間にもヤマセミにも利益になるような工事の方法があればいいのですが、難しいものですね。
2017年5月8日月曜日
葦原にて オオヨシキリ
連休も終わって今日からまた忙しい一週間が始まりました。連休中は「鳥撮りとりおの写真展8」に多くのお客様にお運び頂きありがとうございます。今回、展示している作品の中から一枚紹介させて頂きます。高松公園の葦原で営巣しているオオヨシキリの番いの写真です。囀りは「ギョギョシ、ギョギョシ」とけたたましい鳴声で、カエルの鳴き声と勘違いしている人もいるようです。この囀りを聴くと初夏がやってきたな、と感じます。
夏鳥といえば最近、気がついたのですが、今年はカッコウの声をまだ聴いていません。この2年ほどカッコウの渡来が少なくなったように感じています。野鳥の世界にも何か異変が起こっているのかもしれません。
夏鳥といえば最近、気がついたのですが、今年はカッコウの声をまだ聴いていません。この2年ほどカッコウの渡来が少なくなったように感じています。野鳥の世界にも何か異変が起こっているのかもしれません。
2017年5月2日火曜日
旅の途中 ノゴマ
4月28日から開催中の「鳥撮りとりおの写真展8」には多くのお客様にご来場頂きありがとうございます。今回もいつもの野鳥仲間3人で33点の作品を展示しています。流石に8回目ともなると珍しい野鳥写真ばかりというわけにもいきません。今回、私の11点の作品のうち何枚かは以前の「鳥撮りとりおの写真展」や個展「里人の野鳥譜」にも展示した写真を再展示しています。今日アップするのは2011年の5月に撮影したノゴマの写真です。ノゴマは夏鳥で下北半島や北海道で繁殖するようですが、岩手も旅の途中に通過していくようです。撮影したのは雫石川の河川敷で、2012年にも目撃しましたがその後は会えていない鳥さんなのです。
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