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2021年12月10日金曜日

教育記念像

  盛岡城跡公園の芝生広場にある教育記念像です。水泳の授業をしていた先生と生徒達がいました。一人の生徒が川で溺れてしまいました。その生徒を救うために川に入って自らは命を落としてしまった小国テル子先生です。享年21歳だったそうです。

 教育記念像の傍らには先生を守る番犬のように1匹の猫さんが控えていました。落ち葉の絨毯で日向ぼっこを楽しんでいたのかもしれません。





 

2021年11月16日火曜日

藪川晩秋

 気がつけば今年もすでに11月。すっかりブログを放置してしまいました。でも写真は細々と撮り続けています。しかし昨年来のコロナ感染症蔓延のため毎年開催していた写真展も2年続けて中止になってしまいました。10年間連続開催していた「鳥撮りとりおの写真展」、5年間連続開催していた「中判モノクロ写真展」、そして私が顧問を務めさせていただいている大学写真部の部展も中止です。撮影のモチベーションも低下傾向が続いています。

 そんな中で1年ぶりに撮りためていたモノクロフィルムをスキャンしてみました。相変わらずの写真ばかりですがやはりモノクロフィルムは楽しいです。今回アップした写真はすべてMAMIYA C330 professionalにmamiya-sekor 105/3.5DSの組合わせでフィルムはKODAK 400TXでした。撮影地は盛岡市郊外の藪川です。撮影したのは昨年のちょうど今時分の季節です。





2020年11月19日木曜日

逆 光

 1年ほどブログを放置していました。もはや訪問者もいらっしゃらないでしょうが、久しぶりに更新して見ます。今年は新型コロナウイルス感染症の蔓延のため11月の写真部の秋写真展も中止です。それどころか毎年春の野鳥写真展「鳥撮りとりおの写真展」も秋の「中判モノクロ写真展」も休止になってしまいました。

 今日アップするのは昨年の秋に撮影したマミヤ二眼レフによるモノクロ写真です。いずれも逆光に弱いMAMIYA-SEKOR 105/3.5 DSで同じ被写体を撮影しました。太陽を画面に入れたのが一枚目で、太陽を画角から外したのが二枚目です。二枚目の方がかえって盛大なゴーストとフレアが発生しています。昨年の中判モノクロ写真展5の展示用に選んだのは二枚目のほうでした。



 

 

2019年12月2日月曜日

久しぶりの投稿です。

 気がついたら4月からブログを放置していました。申し訳ありませんでした。今年は仕事が異常に忙しく感じています。体力や気力も低下気味なのでしょう。
 そんな中でも大学写真部の秋部展も無事に開催できました。また4人のグループ展「中判モノクロ写真展5」の搬入作業も昨日完了しました。12月6日から12月22日までの開催です。中判フィルムカメラで撮影したモノクロ写真を約32点展示しています。
 今回アップした写真の一枚目はMamiya C22+Sekor55/4.5、二枚目はMamiya C330+ Sekor 105/3.5DSでフィルムはトライエックスです。


2019年4月30日火曜日

時 空

 もう数時間で平成時代が幕を閉じ令和時代の扉が開かれようとしています。平成の30年間は私にとっては激動の時代だったと思います。嬉しいこともありましたが辛い出来ごとのほうが多かったような気がします。そんな中でも嬉しいことは写真や野鳥観察やバイクなど趣味に関する出来事ばかりだったように感じます。
 今年は3年ぶりに盛岡市芸術祭美術展の写真部門に作品を応募しました。何とか部門賞を頂くことが出来ました。作品の全紙パネルを作成して頂いたカメラのキクヤのスタッフの皆さんや盛岡市芸術協会の関係者の皆様に厚くお礼申し上げます。ありがとうございました。
 本日アップする写真は部門賞を受賞した写真です。真冬の凍結路で通勤途中に氷上で滑って転倒して、衝撃でカメラバッグの中のマミヤ二眼レフのフィルムカウンターがリセットされてしまったため、巻き直したフィルムで偶然に二重露光してしまった写真です。職場近くの街角と野鳥フィールドのダム湖が写り込んでしまった一枚です。


2019年3月25日月曜日

中判モノクロ写真展4

 気がつけば今年度ももう一週間です。年度末の慌ただしさ、気ぜわしさのなかでも何とか「中判モノクロ写真展4」の開催に漕ぎ着けることができました。いつものようにフォトアンドカフェ ソルナさんで中判モノクロ写真ばかり31点を展示しています。アップした写真は私が今回の写真展に展示した8枚の写真のなかの2点です。題名は一枚目「予兆」、二枚目が「冬かくれんぼ」です。会期は3月22日から4月7日です。今回の会場に設置した写真展の説明文の全文を以下にアップしておきます。

 年度末、年度初めのお忙しい中「中判モノクロ写真展4」にご来場頂きありがとうございます。4回目となります写真展のコンセプトも例によってシンプルに「中判フィルムカメラで撮影したモノクロ写真」ということだけです。

 何故フィルムで撮影するのでしょうか?フィルムで撮影すると現像するまで結果がわかりません。不便ですがそれが逆に楽しいのかもしれません。
 何故中判なのでしょうか?6x6〜6x9cmのフィルムサイズを持つ中判フィルムは高い解像度と広大な階調度を持っています。中判フィルムカメラは大きく重たいですが、大抵のカメラは丈夫で末長く愛用できます。生涯愛用できるカメラはやはりフィルムカメラではないでしょうか?

 今回の写真展をご覧頂いて、もう一度フィルムカメラが欲しくなってきた、古いカメラにフィルムを詰めて撮影しよう!中判フィルムカメラの良さを見直した!なぜか中判カメラを買ってしまった!!という方が一人でも増えるような写真展になれば幸いです。


2019年2月27日水曜日

冬の御所湖

 今年の冬もそろそろ終了しようとしています。昨年の冬に比べると冬鳥に出会うチャンスが随分と少なかったように感じます。暖冬だったせいか盛岡周辺でも積雪が少なくて野鳥にとっては餌の確保がしやすかったのかもしれません。いつものように野鳥写真は諦めて中判モノクロ写真をぽつりぽつりと撮影してきました。氷上に残された足跡は誰がつけたのでしょう。タヌキ、キツネあるいはイタチあたりでしょうか。
 しかし雫石川の御所ダムでは例年のようにオジロワシが姿を見せてくれました。真冬の間は凍りついて静寂の世界だった御所湖もそろそろ氷が割れて水面が現れる季節です。

2019年1月31日木曜日

フィールドの黄昏

 新年を迎えて気がついたら今日はもう31日です。すっかり更新を怠けている拙ブログですが、ご訪問ありがとうございます。
 今年は雪の少ない冬を過ごしております。野鳥にとっても雪が少ないのはありがたいことなのかもしれません。バードウォッチングにでかけても冬鳥に出会うチャンスになかなか恵まれません。そんな時は仕方なく中判フィルムカメラで風景など撮影してみます。
 ここ数年、冬の野鳥フィールドとして毎週出かけるリンゴ畑のなかの農道から撮影した黄昏の写真をアップしてみます。カメラはいつものMamiya C220 pro、sekor 80/3.7でフィルムは在庫のネオパン100アクロスです。

2018年12月30日日曜日

薪ストーブ生活始めました

 ふと気がつけば今日はもう12月30日、明日は大晦日になってしまいました。拙ブログも前回の更新から一月が経ってしまいました。思い起こせば今年は何とも慌ただしく忙しい一年だったように思われます。公私の公では仕事が増える一方の一年でした。
 またプライベートでも自宅リフォームという大事業がありました。準備期間もいれておよそ5か月ほどかかってしまいました。実際の工事期間はお盆開けから10月下旬でしたが、その期間は工事現場での避難生活に近いものがありました。リフォームの結果、冬には寒さに震えるようだった拙宅の和室をフローリングのリビングに改装して、薪ストーブを焚き始めました。
 薪ストーブの選択にも色々と楽しく迷いましたが、イギリスのハンターストーブというメーカーのスカゲンという鋼板ストーブに落ち着きました。着火作業がらくちんで暖まるのがとても早い、窓ガラスが大きくて美しい炎が鑑賞できるストーブです。

2018年11月30日金曜日

秋部展

 気がつけば明日から師走です。拙ブログも放置気味になってしまいました。今年の秋は諸事情のため「中判モノクロ写真展」の開催もできませんでしたが、顧問をさせて頂いている大学写真部の秋部展は無事に開催できました。ご来場いただいたお客様には改めてお礼申し上げます。ありがとうございました!また写真部の皆さんもお疲れさまでした。
 写真展の様子をMamiya 6 Kでスナップ撮影しましたのでアップしてみます。Mamiya 6は1940年から1958年ころまで発売されていたスプリングカメラです。多くのタイプが発売されておりスプリングカメラとしては世界で初めてフィルムの自動巻き止めとシャッターのセルフコッキングが搭載されたMamiya 6 Automatは、スプリングカメラの頂点とも言われます。この秋入手したMamiya 6 Kはフィルム送りは赤窓でシャッターも手動チャージ、レンズも3枚玉のSekor T 75mm/3.5の廉価版ですが、中判カメラらしい余裕のある描写を見せてくれました。