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2015年5月29日金曜日

中央通1丁目

 中央通1丁目は県庁や市役所などが並ぶ盛岡市の中心部です。片側二車線の広い通りには初夏から夏至にかけての季節は、ちょうど通りの方向に日が沈むので日没直前の長い影を撮影することができます。仕事帰りに少し立ち寄って一枚か二枚、モノクロフィルムでスナップ撮影するのも楽しいのです。モノクロ写真はやはり「光と影」です。
 来月上旬からは大学写真部の夏部展、今年の秋にはモノクロ中判写真だけの写真展を予定しています。マミヤやローライとモノクロフィルムで捉えた「光と影」をプリントするのが楽しみです。

2015年5月26日火曜日

ニオイスイセン

 どうも苦手な被写体があります。「花」の写真と「祭り」の写真はうまく撮影できる気がしません。被写体のことを良く知らないせいかと思っています。この水仙の写真は我ながら何とか見られるように思うのですが、この水仙を生けた人の腕前が上手なのでしょう。本来ならRolleiflexではなく接写のできるMAMIYA Cで撮影すべき被写体でしょうね。

2015年5月21日木曜日

Rolleiflex 2.8C Xenotar and 2.8F Planar

 現在、稼働中の中判カメラは5台です。マミヤCが2台、ペンタックス6X7が1台、そしてRolleiflexが2台です。手持ちのRolleiflexは2.8Eと2.8F、いずれもレンズはツァイスの Planarなのです。そうすると気になるのがシュナイダーのXenotarを搭載したRolleiflexということになります。昨年12月に中古カメラ屋さんで見つけた手頃な値段の2.8C Xenotarが気になっていましたよ。
 うーむ、どうしたものでしょう。これ以上、中判カメラが増えても使ってあげられないのは目に見えています。使ってあげられず防湿庫の肥しになってしまうカメラは可哀想ですからね。ちなみに写真の2.8C Xenotarは写真仲間の保有カメラです。買っちゃった訳ではありません。

2015年5月18日月曜日

「何して遊ぼうか?」

 昨日まで開催の「鳥撮りとりおの写真展6」には多くのお客様にご来場いただきありがとうございました。芳名帳に御記帳いただいたお客様は過去最高の160名を超えましたので来場者数はもっと多かったのではと思います。毎年の愛鳥週間にあわせた野鳥写真展を楽しみにしてご来場いただくリピーターの方も増えたようです。ご来場の皆様、バードカービングやフェルト細工の野鳥を展示していただいた野鳥仲間の皆様、そしてソルナのオーナー様と店長様には厚く御礼申し上げます。
 本日の写真は巣立ち後間もないヤマセミの幼鳥の兄弟です。親鳥から餌をもらって満足した後は、追いかけあいをしたり、水に飛び込んで葉っぱや小枝を咥えたりして魚を捕まえる練習をしたりしています。盛岡市の梁川水系では梁川ダムの建設が本格化しているようですが、ヤマセミの生息への影響が懸念されるところですね。


2015年5月14日木曜日

旧岩手銀行本店

 盛岡市の観光名所の一つである旧岩手銀行本店の外壁の改修工事が終わりました。2年ほどの間、工事用シートで覆われていて目にすることの出来なかった明治時代の赤レンガを再び見られるようになりました。
 この赤レンガの建物は明治44年竣工、設計は辰野葛西建築事務所です。建築家の辰野金吾と葛西萬司は東京駅の設計者としても知られています。岩手銀行の新本店が出来てからは中の橋支店として使われていましたが、新しい中の橋支店が出来てからは改装工事のうえで記念館として公開される予定となっています。国の重要文化財、盛岡市保存建築物です。
 これからまた盛岡の情景のシンボルとして良い被写体になってくれるでしょうね。


2015年5月11日月曜日

「お母さん、まだかな〜」「お腹空いたね〜」

 巣立ち間際のエナガちゃんのヒナがお腹を空かせているようです。この写真は雫石川河川敷フィールドで観察した巣なのです。この写真を撮影した次の日には無事に巣立って行きましたよ。野鳥が営巣している場所ではストレスを与えないようにブラインドを使用して慎重に観察する必要があるのは言うまでもありません。
 この写真は今回の鳥撮りとりおの写真展6で展示している写真の中の一枚でした。今回展示している36点の写真のなかでエナガちゃんの写真は何と8枚にのぼります。可愛いエナガちゃんがお待ちしておりますよ。

2015年5月6日水曜日

MARIOS

 2015年5月8日から12日まで盛岡駅西口のMARIOSの4階展示ホールで第44回盛岡芸術祭美術展の写真部門作品が展示されます。私の作品「楽園への道」も展示されますので是非ご覧頂ければ幸いです。
 展示ホールに入場する際にアトリウムを通るのですが、その壁面にレンガの装飾があります。その昔、旧国鉄盛岡工場の建物の外壁を復元したものだそうです。
 旧国鉄盛岡工場鉄工職場は、東北本線が盛岡まで開通した翌年(1891年)に、日本鉄道株式会社初の鉄道車両修理工場として建設されました。1985年12月までの94年間、国鉄の車両修理に使用されてきた建物の外壁が東北本線開通当時の日本鉄道近代化の象徴として復元保存されたそうです。
 ちなみに二眼レフ女子が構えているのは東京光学のプリモフレックス(たしかIV A型)です。高級機のプリモフレックスオートマットではテッサータイプの「トプコール」が装着されていますが、このプリモフレックスは3枚玉のトリプレットタイプの「トーコー」が付いています。リコーフレックスのような1950年代の普及型二眼レフでは3枚玉が普通でしたが、6x6判のブローニーフィルムの余裕と相まって侮れない描写を見せてくれる筈です。