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2015年5月6日水曜日

MARIOS

 2015年5月8日から12日まで盛岡駅西口のMARIOSの4階展示ホールで第44回盛岡芸術祭美術展の写真部門作品が展示されます。私の作品「楽園への道」も展示されますので是非ご覧頂ければ幸いです。
 展示ホールに入場する際にアトリウムを通るのですが、その壁面にレンガの装飾があります。その昔、旧国鉄盛岡工場の建物の外壁を復元したものだそうです。
 旧国鉄盛岡工場鉄工職場は、東北本線が盛岡まで開通した翌年(1891年)に、日本鉄道株式会社初の鉄道車両修理工場として建設されました。1985年12月までの94年間、国鉄の車両修理に使用されてきた建物の外壁が東北本線開通当時の日本鉄道近代化の象徴として復元保存されたそうです。
 ちなみに二眼レフ女子が構えているのは東京光学のプリモフレックス(たしかIV A型)です。高級機のプリモフレックスオートマットではテッサータイプの「トプコール」が装着されていますが、このプリモフレックスは3枚玉のトリプレットタイプの「トーコー」が付いています。リコーフレックスのような1950年代の普及型二眼レフでは3枚玉が普通でしたが、6x6判のブローニーフィルムの余裕と相まって侮れない描写を見せてくれる筈です。

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