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2015年7月28日火曜日

大瑠璃

 暑中お見舞い申し上げます。野鳥の繁殖期も一段落したようです。街中でもスズメやシジュウカラの幼鳥の可愛い姿を数多く見かけるようになりました。郊外の森ではキビタキやオオルリのような夏鳥の幼鳥にも出会う事ができるのですが、なかなか見分けがつきません。せめてオオルリの成鳥の姿でも眺めて涼もうと思います。

2015年7月24日金曜日

Japanese paradice flycatcher

 サンコウチョウ(三光鳥)は静岡県の県の鳥となっているそうです。その囀りは「月、日、星、ホイホイホイ」と聞こえるのが名前の由来だそうですが、英名はJapanese paradice flycatcherです。数年前にマイフィールドで野鳥仲間のYさんが巣を発見してくれました。道路から10メートルほどの近距離です。営巣中の野鳥を驚かしてはいけないと思ってリモコンで撮影しましたよ。
 撮影機材はNikon 1 V1というミラーレスカメラです。センサーが小さいのでレンズの画角はライカ判の2.7xとなります。撮影に使ったレンズはいつものAF-S Nikkor 300mm f/4 Dと1.4xテレコンの組み合わせの420mmなので2.7xすると1134mm相当の超望遠レンズになります。三脚に据え付けてカメラから離れた車の中から双眼鏡で巣を確認しつつ赤外線リモコンでシャッターを切りました。

2015年7月21日火曜日

Osprey

 今回の3連休は久しぶりにゆっくり鳥見三昧で過ごしました。しばらく見に行ってなかった山奥のヤマセミフィールドも回ってきましたが今年はヤマセミの姿がありません。地元の顔見知りのおじさんに聞いてもヤマセミは見かけなくなったそうです。流域でのダム工事の影響が出てきたのかもしれません。このヤマセミフィールドではミサゴやアオバトなども見ることができたのに残念です。写真のミサゴはヤマセミフィールドで大きなイワナを捕まえました。ゆうに30センチはあろうかという大物です。ちなみにミサゴの英名はOspreyです。例の新型輸送機の名前に使われたのですね。

2015年7月16日木曜日

エナガちゃんの塒入り

 野鳥の繁殖期も一段落しているはずのこの時期は野鳥の個体数がもっとも多い時期です。生まれたばかりの幼鳥数が最多になる時期なのです。しかし例年のことながら最も野鳥写真が撮りにくい時期でもあります。
 今年はメインの野鳥観察フィールドを市内の高松公園にしていますが、郊外のダム湖周辺よりも鳥影が濃いのに驚いています。そこらじゅうで幼鳥の鳴き声がしています。久しぶりにエナガ幼鳥の塒入りに立ち会うことが出来ました。残念ながらカメラを持っていなかったのですがiPhoneの動画で塒入りの音声を記録することができました。
 この写真は数年前にZorgにアップしたエナガ団子です。高松公園の桜の木で日没と同時に塒入りするエナガちゃんの幼鳥の兄弟です。

2015年7月13日月曜日

水浴び!

 台風接近のせいか、全国的に猛暑に見舞われています。昨日の盛岡の最高気温は33.8度でした!今日も最高気温は33度の予報が出ています。これだけ暑いとヤマセミのヤマちゃんのように思う存分に水浴びをしたくなりますね。
 このヤマちゃんは営巣中にヒナに頻繁に餌の魚を運んだ後に丁寧に水浴びをしていましたよ。

2015年7月7日火曜日

中判モノクロ写真展

 写真をメインの趣味として本当に良かったと思えるのは自分で満足するだけでなく、他の人たちに写真を見ていただける 事だと思います。Zorgのようなネット上の写真共有サイトも良い居場所でしたが、実際にプリントした写真を見ていただける写真展はとても楽しく病み付きになるのです。
 野鳥の写真展「鳥撮りとりおの写真展」は今年の春で6回目を数えました。やはりグループ展だと一人一人の負担が少ないので継続可能なのです。そうなるともう一つのライフワークである中判モノクロ写真もグループ展で開催したら末長く継続できるのでは、と思いました。というわけでソルナの写真仲間4人で中判カメラによるモノクロ写真だけの写真展を開催する運びとなりました。写真展のタイトルは「中判モノクロ写真展」です!会期は今年の9月11日から9月27日、会場はいつものphoto and cafe SoLUNAです。
 ちなみにこの写真のマミヤC330 professionalとマミヤRB67 professional Sは写真部の部員さんのカメラなんです。顧問の私の影響(悪影響)のせいで学生さんも中判カメラを使うようになってきたのは嬉しい事です!ローライやハッセルブラッドほど有名ではありませんが堅牢なメカと優秀なレンズで手堅く撮影できるマミヤは名機揃いです。この写真を撮影したのも勿論マミヤC220 professionalとMAMIYA-SEKOR 80/3.7です!

2015年7月2日木曜日

エナガの幼鳥

 ヤマセミのヤマちゃんと並んで私が最も好きな鳥さんはエナガちゃんです。体重6〜8gと非常に小さなエナガちゃんは葉が茂った季節にはなかなか見つけることができません。しかも天敵から逃れるため生い茂った藪の中にいることが多いのです。
 でもエナガちゃんの幼鳥はとても賑やかに鳴きながら群れで移動するので声を頼りに探すことができます。この季節は「声はすれども姿は見えない」鳥さんの代表格です。この子は大きな声で親鳥を呼んでいるようでしたよ。