盛岡市の隣の雫石町には素敵な田園風景が広がっています。岩手山の麓を走る街道沿いには様々な被写体が待ちかまえています。そのなかでも畑の際にぽつんと置かれている古いバスにとても惹かれます。思わずカメラを向けてしまうのです。よく見るとHINO RLのエンブレムが付いていたので検索してみましたよ。
日野自動車のRLは1970年代に製造されていた大型バスのようです。このバスは沢山のお客さんを乗せて色々な道を走り抜けてきたのでしょう。そして何十万キロ、あるいは百万キロ以上の旅路を走り抜いて、旅の果てにこの地に辿り着いたのでしょうか。この地に辿り着いてからしばらくは物置として使われていたようですが、今となっては床が腐食して室内には地面から生えた植物が茂っているように見えます。最後はオブジェとなって写真の被写体になるのが最後の役割のようです。
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