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2019年4月30日火曜日

時 空

 もう数時間で平成時代が幕を閉じ令和時代の扉が開かれようとしています。平成の30年間は私にとっては激動の時代だったと思います。嬉しいこともありましたが辛い出来ごとのほうが多かったような気がします。そんな中でも嬉しいことは写真や野鳥観察やバイクなど趣味に関する出来事ばかりだったように感じます。
 今年は3年ぶりに盛岡市芸術祭美術展の写真部門に作品を応募しました。何とか部門賞を頂くことが出来ました。作品の全紙パネルを作成して頂いたカメラのキクヤのスタッフの皆さんや盛岡市芸術協会の関係者の皆様に厚くお礼申し上げます。ありがとうございました。
 本日アップする写真は部門賞を受賞した写真です。真冬の凍結路で通勤途中に氷上で滑って転倒して、衝撃でカメラバッグの中のマミヤ二眼レフのフィルムカウンターがリセットされてしまったため、巻き直したフィルムで偶然に二重露光してしまった写真です。職場近くの街角と野鳥フィールドのダム湖が写り込んでしまった一枚です。


1 件のコメント:

Still Life さんのコメント...

こんばんわ!!
盛岡市芸術祭美術展の写真部門で、今年も部門賞を受賞されたとのこと
本当におめでとうございます!!

最初に拝見したときは、ガラスへの映り込みかと思いましたが、
よく見ると写り込んでいるようにみえる光景は、ダム湖のどこか雄大な景色であって、
市街地の華やかな雰囲気とは対照的な光景が重なって
時空を超えて織りなすタペストリーのような雰囲気が、なんともユニークで印象的ですね!!

また、今日で(あと数時間で)平成が終わろうとしていますね。
平成は平和な時代でしたが、自分自身も平成の前半は、日本各地を転々としながら
過労死寸前で働き続けていた激動の時代でありました。
それでも(先日アップした「バハールの涙」ではありませんが)、
今この瞬間も戦争の激動に、自分の人生を振り回されている方々のことを思えば、
戦争が無い国に暮らす我が身に、幸せを感じざるをえません。
平成の天皇も、子供の頃に戦争を体験なさっているからの、30年だったように感じます。

令和は果たしてどんな時代になるでしょうか。
もう自分は、今の時代に対して傍観者でしか無い気がしますが、
時代に対して何の影響力も無くなった今、時代を見つめる余裕が出てきたことが
皮肉にも感じられます。

最後は、愚痴のようにもなってしまいましたが、
令和になっても、どうかよろしくお願い申し上げます。