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2017年12月21日木曜日

garden

 今年もあと10日、いよいよ慌ただしく年の瀬が迫ってきました。このところ年明けからの仕事の準備に追われて写真をとる暇もほとんどありません。また今年の冬は12月から積雪も多く、冷え込む日も多いようです。何とか冬を乗り切っていきたいものです。今日アップするのは今年の晩秋に撮影した盛岡駅西口の写真です。

2017年12月8日金曜日

師 走

 いよいよ今年も残すところ一月となりました。ゆったりとした気持ちで年末年始を迎えたいところですが、今年も複数の仕事が立て込んでしまいました。そんな中で今夜は写真部の部展打ち上げを兼ねた忘年会です。複数の忘年会のなかで一番楽しい忘年会です。今年の部展も部員さんの作品レベルの向上には驚かされました。楽しかった部展を振り返り来年へ向けての気持ちを高めていける忘年会になるでしょう。


2017年11月29日水曜日

 毎年、晩秋の頃にはススキを撮影したくなります。しかも傾いた陽光に逆光で照らされたススキを撮りたくなるのです。なかなかイメージ通りには撮影できません。このススキも実際に見たような雰囲気には撮れなかったのですが、記憶用のためアップしておきます。残念なことに盛大なゴーストが映り込んでいます。

2017年11月22日水曜日

晩 秋

 今年の盛岡は積雪が早く昨日は7cm積もりましたが、私の住んでいる草深い地域ではどうみても10cm以上積もったようです。通勤路は坂道だらけなのでバイク通勤も終了です。11月中はもう少し晩秋の雰囲気を味わいたかったのですが、すでに冬の気配が濃厚です。写真は11月上旬のいつものダム湖周辺の野鳥フィールドですが、鳥さんに会えなかったのでマミヤでモノクロ写真を撮りました。風に舞う落ち葉を撮影したかったのですが、どうみてもゴミの様にしか見えないのが残念です。

2017年11月14日火曜日

黄 昏

 11月も中旬に入ってすっかり日暮れが早くなりました。そういえば11月に入ってからまだ休みが取れていません。私がお世話している写真部の秋部展と学会の連続で週末はすっかりアイーナの住人になっていました。仕事はどうやら一段落しつつあるのですが少し疲れがたまってきました。今週いっぱい何とかこなせば土日は休めます。金曜から日曜までの3日間、愛宕町の盛岡市中央公民館で「愛宕フォトクラブ写真展2017」を見に行くのが楽しみです。

2017年11月1日水曜日

矢巾キャンパス

 先週来、溜まりに溜まっていた仕事を片づけて、ようやく先が見えてきました。今週末の3連休はようやくゆっくりと写真三昧の日々を過ごせそうです。3連休はお世話させて頂いている大学写真部の秋期写真展なのです。会場は例年通り盛岡駅西口のアイーナギャラリーです。昨年までは120点を超える写真を展示できました。今年も楽しめる作品が多く集まる事を期待しています。部員の皆さん、最後の追い込みを頑張ってください。

2017年10月24日火曜日

無 題

 季節外れの台風には驚かされました。北海道では大雪、関西では大雨による土砂災害と甚大な被害があったようです。被害に遭われた方にはお見舞い申し上げます。丁度週末に出張で京都に滞在していましたが、日曜日の夕方、台風から逃れるように新幹線を乗り継いで盛岡に帰ってきました。大雨の中、定刻通りに疾走する新幹線は流石に日本の鉄道技術の粋を集めたインフラだなーと感心しましたよ。
 先週の出張前には連日、矢巾キャンパスに講義、実習と通い詰めたので他の仕事が山積している週明けです。写真は矢巾に建設中の新病院の工事現場で働くクレーンです。

2017年10月12日木曜日

花工房らら倶楽部

 盛岡のとなり町の雫石町に「花工房らら倶楽部」という素敵なお店があります。広大な敷地のなかに農家レストラン、イングリッシュガーデン、花の苗や園芸用品のコーナー、クリスマスローズガーデン、芝桜の丘など見どころ満載です。9月下旬に訪れたら園芸コーナーの一角に早くもハロウィンのディスプレイがありました。
 ところで最近は今までのトライエックスではなくネオパン100アクロスを使用しています。冷蔵庫のトライエックスの在庫が切れて、手持ちのネオパンが使用期限を迎えているためです。在庫のトライエックスは5本入で3800円で入手してましたが、今は値上がりして4800円もするんです。一方のネオパンも値上がりしたとはいえ2500円、価格が倍近くも違ってはたまりません。
 感度400のトライエックスに感覚が馴染んでいるので、ネオパンに慣れるのは大変です。しかしネオパンは乳剤の粒子が細かくてトーンの出方も滑らかなように感じます。あと2箱10本ほどのネオパンの在庫をしばらく使ってみようと思います。


2017年10月3日火曜日

中判モノクロ写真展3

 今年の秋も「中判モノクロ写真展3」を開催できる運びとなりました。搬入作業も完了しました。会場はいつものphoto and cafe SoLUNAで会期は2017/10/6から10/29までです。毎週水曜と木曜がお休みです。関係者の皆様、プリントを良い感じに仕上げて頂いたカメラのキクヤの皆様、そしてSoLUNAの皆様には厚くお礼申し上げます。
 今回も4人と写真仲間と中判フィルムカメラで撮影したA3ノビサイズのモノクロ写真を8点ずつ、合計で32点を展示しています。3回目となる写真展のコンセプトは毎回シンプルに「中判フィルムカメラで撮影したモノクロ写真」ということだけです。特にテーマは決めておりません。
 フィルムカメラで撮影すると写真が出来るまでに一手間も二手間も余計に掛かりますが、逆にそれがとてもわくわくして楽しいのです。しかも6x6〜6x9cmのフィルムサイズを持つ中判フィルムの画質はいまだに侮れません。高い解像度と広大な階調度を持っています。中判フィルムカメラは大きく重たいですが、丈夫で末長く愛用できます。生涯愛用できるカメラはやはり中判フィルムカメラではないでしょうか?
 今回の写真展をご覧頂いて、もう一度フィルムカメラが欲しくなってきた、古いカメラにフィルムを詰めて撮影しよう!中判フィルムカメラの良さを見直した!なぜか中判カメラを買ってしまった!!という方が一人でも増えるような写真展になれば幸いです。ご来場をお待ちしています。

2017年9月28日木曜日

The spirit of Ecstasy

 9月中旬の休日、ドライブ中に妙に古いクルマが走っているのを見かけるなあと思ったら、偶然にも岩手県内で「ツール・ド・みちのく2017」が開催されていると知りました。「ツール・ド・みちのく2017」はヒストリックカーによるツーリングイベントで、今年は8回目を迎えるそうです。丁度、日曜日の夕方に表彰式が行われていたので、見学してきましたよ。今回も70台以上の参加があったそうです。
 会場には様々な古いクルマがぴかぴかに磨き上げられて並んでいました。その中でロールスロイスのオープンカーの美しいマスコットが目を引きました。ロールスロイスのマスコットはThe spirit of Ecstasyとかフライングレディとか呼ばれるそうです。オーナーさんに写真を撮っても良いかお尋ねしたら快く撮影させて頂きました。こんな楽しそうなイベントがあると知ってたらもっと早くに会場で写真を撮影すれば良かったなと思いました。
 この写真も今回の写真展で展示予定にしています。

 

2017年9月19日火曜日

玉川ダム

 9月中旬も足早に過ぎようとしていますが、拙ブログを訪問される皆様には御健勝のことと存じます。すっかり日暮れも早くなりました。10月には3回目となる「中判モノクロ写真展3」の準備もしなければと思いつつも仕事に追われる毎日が続いています。ことしの中判モノクロ写真の候補の一枚が今日アップした写真です。先月、八幡平から田沢湖に抜けるドライブをした時に途中の玉川ダムで撮影したものです。いつものことながらオレンジ色のYA-3フィルターで青空のトーンを落として白い夏雲を強調してみました。一ヶ月前の写真ですが遠い夏の思い出のように感じます。

2017年9月11日月曜日

田沢湖

 もう9月も中旬に入りましたが、ようやく8月に撮影したフィルムをスキャンしたのでアップしてみます。久しぶりに八幡平から田沢湖に抜けるコースをドライブしてきました。八幡平の山頂は深いガスの中でにわか雨にも降られてゆっくり写真を取る余裕もありませんでしたが県境を越えてヤマセの影響のない秋田県に入ると夏らしい青空が広がっています。田沢湖の湖畔に着くと煌めく太陽と砂浜で久しぶりの夏を味わうことが出来ました。思えば今年の8月は雨の日が多くて夏らしい天気に出会えたのはこのドライブだけだったような気がします。

2017年9月5日火曜日

向日葵

 9月に入ってめっきり秋めいてきました。今日の盛岡の最低気温は11.5度と寒いくらいですが、最高気温は26度と予想されています。岩手内陸の盛岡は寒暖差が大きいのです。そんな中で8月に撮影したフィルムのスキャンがようやくできました。矢巾の煙山種苗の向日葵畑です。約2ヘクタールの畑に約6万本の向日葵が植えられています。今年はお盆過ぎに見ごろを迎えました。8月中は雨や曇りで低温注意報が出ていた天候でしたが向日葵の花はめげずに元気よく咲いていましたよ。

2017年8月27日日曜日

処 暑

 二十四節気の処暑も過ぎて盛岡は少し秋めいてきました。今朝の最低気温は14度台まで下がって朝方は肌寒いほどです。8月は長雨が続いたせいかあまり写真を撮ってませんでした。愛用のマミヤ二眼レフはジャバラが濡れると大変なのです。
 今日の写真は相変わらず変わり映えのしない職場の大学付近で撮影したスナップです。二眼レフの標準レンズとしてはやや長めの焦点距離の105mmですがライカ判換算58mm程度の画角は道路の向こう側を撮影するのに意外と使いやすいのです。



2017年8月17日木曜日

黄 昏

 まだ8月中旬ですが、盛岡はすっかり秋の気配が濃くなってきました。昨日の最高気温は24度の涼しさで、低温と日照不足で農作物への影響が懸念されています。日が暮れるのも早くなりました。
 今日の写真は盛岡市の繁華街「大通り」と「映画館通り」の交差点です。いつもは二眼レフで撮影するような被写体なのですが、今回はNikon D3のモノクロモードで撮影してみました。普段は6x6の正方形で見る光景をライカ判の2:3で撮影するのは画面が横に広すぎるように感じます。D3の4:5クロップモードで撮影してみました。レンズはAi AF Zoom Nikkor 28-105/3.5-4.5D、Nikon F100が発売された時の標準ズームレンズです。Nikon D3はライカ判フルフレームのセンサーですが画素ピッチが広いのでレンズの性能は十分です。

2017年8月3日木曜日

岩手県公会堂

 盛岡市中央通りの県庁交差点でのスナップです。スクランブル交差点では様々な方向からの人が行き交うのでタイミング次第では面白い写真が撮れそうなのですがなかなか上手くいきません。
 写真の奥に見えるのは岩手県公会堂で、1927年に建築された歴史的建造物です。当時は県議会の議事堂としても使用されていました。設計者は早稲田大学の大隈講堂や日比谷公会堂でも知られる佐藤功一博士だそうです。

2017年7月29日土曜日

空き地

 職場近くの本町通りを歩いていたら見慣れない光景を目にしました。この空き地には何か古い建物が建っていたはずなのですが解体されて空き地になってしまうとどんな建物だったか思い出せません。しかも空き地の奥に見えるアパート?の蔦の絡まり具合も絶妙の被写体に見えてきます。近所の空き地が時空を超えた異空間に見えてきました。建物が解体される前に写真を撮っておけば良かったと思いました。身近な街角を写真に撮っておくという行為は意外と重要な事かもしれないと思いましたよ。

2017年7月22日土曜日

小 径

 蒸し暑い日が続いていますが、拙ブログにご訪問頂いている皆様には御健勝のことと存じます。私は暑さ、特に蒸し暑さが苦手なので写欲も低下しております。秋の中判モノクロ写真展に向けて撮影に励まなければと思います。
 今日の写真は高松の池の裏山の小径です。昨年はこの小径の両側の林から複数のサンコウチョウの声が聞こえてきましたが、今年は渡来が少なかったようです。この近くの林にはエナガちゃんの集団ねぐらやアカゲラ、アオゲラの営巣があったりして野鳥の生息には適した環境のようです。仕事帰りの時間帯でしたので手持ちで撮影できるぎりぎりの光でした。確か絞りはf/4でシャッター速度は1/30秒程度だったと思います。
 ところで東北地方は梅雨前線の南下に伴って局地的に強い雨が予想されています。大きな被害が無いことを願うしかありません。

2017年7月14日金曜日

交差点

 盛岡も真夏日が続いています。今週はついに猛暑日もありました。今日の予想最高気温は34度です。あまりにも暑いので昼休みの撮影もしばらくしていません。拙ブログを見てくださる方々も熱中症に気をつけてくださいね。
 今日の写真は夕方の本町通り交差点のスナップです。いつものマミヤ二眼レフにいつものフィルム「トライエックス」です。そういえば冷蔵庫にストックしてあったトライエックスがついに底を尽きました。確か3年ほど前には12枚撮りのトライエックスが5本入で2300円ほどだったのがその後3800円、4800円と値上がり続きです。まだ職場近くのカメラ屋さんでフィルムを入手できて、しかも現像もお願いできる環境にあるだけでもありがたいことです。

2017年7月5日水曜日

積乱雲

 山陰地方では線状降雨帯による大雨の被害が出ているようでお見舞い申し上げます。線状降雨帯とは積乱雲が線状に次々と通過して長時間大雨が降り続く現象のようです。入道雲は遠くから眺める分には夏らしい光景ですが大雨の被害には困ってしまいます。昨年は岩手県でも台風10号による洪水で大きな被害に見舞われました。山陰地方の大雨の被害が少なくて済むように祈っております。
  写真は職場の大学近くの交差点から岩手県庁方向を撮影しています。信号の下に見える建物が県庁です。夕方に日が陰った時間帯ですが、成層圏近くまでそびえ立つ積乱雲は夕日を浴びて眩しいくらいに光っていました。空と雲のコントラスト増強のためYA-3フィルタを装着しています。

2017年6月30日金曜日

 休日に盛岡郊外の産直に買い物にでかける時に、時々「ひっつみ亭」という蕎麦屋さんに立ち寄ります。手打ちの蕎麦ももちろん美味しいのですが、盛岡の郷土料理の「ひっつみ」や一口サイズのきなこ餅も名物です。古い民家をそのまま店舗として使っている風情のあるお店なのです。そしてこの「ひっつみ亭」を訪れるもうひとつのお楽しみが何匹もいる猫達なのです。蕎麦を頂いた後に庭先で気ままに寛ぐ猫たちの姿はとても可愛くて癒されます。
 この日は猫に会えるのではとの期待から105mmレンズをつけたC330を持参しましたが、ライカ判換算で58mm相当とやや狭い画角のレンズは猫の撮影にはぴったりでした。

2017年6月22日木曜日

ドバト

 東北地方も昨日に梅雨入りしたようで午後から未明にかけて降り続きました。九州、関西や東海地方では大雨による被害が出ているようでお見舞い申し上げます。雨が降ると昼休みのスナップ歩きも億劫になりがちですが、雨の日にしか撮れない写真もあるので油断できません。
 これから梅雨らしい写真が撮れたら良いなと思いつつ、今日アップするのは梅雨とは関係ない写真です。岩手公園近くの桜山神社の門前の街角です。いつものマミヤを構えていたらドバトが一羽やってきてカメラ目線をくれたので思わず撮影しましたよ。

2017年6月14日水曜日

中華料理 嘉

 春の写真展「鳥撮りとりおの写真展」が終了すると、写真撮影のモチベーションが少し低下します。どうも近ごろはブログを書くネタも尽きてきたように感じます。写真も職場近くの街並みで昼休みにスナップを撮影する程度です。できれば秋の中判モノクロ写真展にむけてモノクロ写真を撮りたいところです。
 今回アップするのは職場近くの中華料理屋です。私が学生だった頃から変わらずにあるお店ですが、良い感じに古びています。学生時代にここの店で何か食べた記憶があるのですが、何を食べたか思い出せません。

2017年6月6日火曜日

中判写真週間

 6月に入って最初の投稿です。確か6月1日は「写真の日」だったと思いますが、6月4日から6月9日は「中判写真週間」だそうですよ。中判カメラは所謂ブローニーフィルム、120フィルムを使用する6x4.5cm, 6x6cm, 6x7cm, 6x8cm, 6x9cm判のカメラなので、ちょうど6月のこの時期は中判写真週間に定められたのです。
 私は中判モノクロフィルムで年間約300枚程の写真を撮りますが、6x6cmで12枚撮りのトライエックスを25本程消費していることになります。やはり大きなサイズのフィルムから得られる余裕ある画質はとても魅力的で、デジタルカメラでは得難い写真の喜びがあるように思えるのです。今日アップする写真は二眼レフの名機ミノルタオートコードです。ミノルタオートコードの魅力は手堅い作りのボディーもさることながら、ロッコール75mm f/3.5レンズの素晴らしい描写です。写真好きの中にはローライフレックスのツァイスレンズよりもミノルタオートコードのロッコールのほうが良いという人もいるくらいです。このカメラは写真仲間のJ君の所有カメラなのですが、この秋に「中判モノクロ写真展3」で素晴らしい写真を見せてくれるのでは、と期待しています。
 二眼レフの 名機ミノルタオートコードを撮影したカメラはやはり二眼レフのマミヤです。今回はC330とセコール105/3.5DSのセットで撮影しました。105mmレンズは80mmレンズほどの接写はできませんが、柔らかいボケ味が特徴でポートレートには最適なレンズなのです。

2017年5月26日金曜日

閉伊川

 閉伊川は北上高地を源流として岩手県を西から東へ流れて宮古市で太平洋に注ぐ大河です。昨年の台風10号上陸の際には濁流となって、閉伊川と並走する国道106号線は多くの箇所で寸断されました。あれから10か月近く経った閉伊川は一見すると穏やかな表情に見えますが、川岸には沢山の洪水被害の爪痕が残っています。宮古には月に一回ほど仕事で行くのですが、河口近くをゆったりと流れる閉伊川の雄大な姿には見とれてしまいます。いつか写真に収めようと思いながら実現できずに十数年以上経ってしまいました。そして今年の5月上旬、ようやくモノクロフィルムで閉伊川の写真を撮影することができました。

2017年5月19日金曜日

夜明け

 今回の「鳥撮りとりおの写真展8」には少し古い写真も展示しています。この写真は2013年に開催させて頂いた個展「里人の野鳥譜」で半切サイズにプリントして展示した写真で、DMの写真にも使用しました。今回は四つワイドにプリントし直して展示しています。データを見直してみると2012年6月の朝5時に雫石川で撮影した一枚です。カメラはNikon D300Sでレンズはサンヨンに1.4xテレコンです。
 雫石川の流域にはヤマセミの営巣に適した崖が数ヶ所あったのですが、私が撮影フィールドにしていた場所は護岸工事のためコンクリートで固められてしまいました。護岸工事はもちろん必要な工事ですが、ヤマセミのヤマちゃんも生きていかなければならないので大変です。人間にもヤマセミにも利益になるような工事の方法があればいいのですが、難しいものですね。

2017年5月8日月曜日

葦原にて オオヨシキリ

 連休も終わって今日からまた忙しい一週間が始まりました。連休中は「鳥撮りとりおの写真展8」に多くのお客様にお運び頂きありがとうございます。今回、展示している作品の中から一枚紹介させて頂きます。高松公園の葦原で営巣しているオオヨシキリの番いの写真です。囀りは「ギョギョシ、ギョギョシ」とけたたましい鳴声で、カエルの鳴き声と勘違いしている人もいるようです。この囀りを聴くと初夏がやってきたな、と感じます。
 夏鳥といえば最近、気がついたのですが、今年はカッコウの声をまだ聴いていません。この2年ほどカッコウの渡来が少なくなったように感じています。野鳥の世界にも何か異変が起こっているのかもしれません。

2017年5月2日火曜日

旅の途中 ノゴマ

 4月28日から開催中の「鳥撮りとりおの写真展8」には多くのお客様にご来場頂きありがとうございます。今回もいつもの野鳥仲間3人で33点の作品を展示しています。流石に8回目ともなると珍しい野鳥写真ばかりというわけにもいきません。今回、私の11点の作品のうち何枚かは以前の「鳥撮りとりおの写真展」や個展「里人の野鳥譜」にも展示した写真を再展示しています。今日アップするのは2011年の5月に撮影したノゴマの写真です。ノゴマは夏鳥で下北半島や北海道で繁殖するようですが、岩手も旅の途中に通過していくようです。撮影したのは雫石川の河川敷で、2012年にも目撃しましたがその後は会えていない鳥さんなのです。

2017年4月27日木曜日

メジロ

 盛岡もすっかり花の季節になりました。盛岡では桜と梅がほとんど同時に咲くので、桜メジロや梅メジロが一度に撮影できます。いつものダム周辺フィールドの梅の木にもメジロが蜜を吸いにくるようになりました。蜜を吸う時のメジロは警戒心が薄くなるようで撮影し放題です。
 今回の写真もNikon D500といつものサンヨンに1.4xテレコンで、さらに1.3xクロップで撮影しています。画角は35ミリ判換算で840mm相当になりますので野鳥撮影には最適です。


2017年4月20日木曜日

ノビタキ

 いよいよ4月も下旬を迎えて「鳥撮りとりおの写真展8」の準備に追われています。野鳥仲間三人で始めた写真展も8回目を迎えました。会場はいつもの盛岡市稲荷町のphoto and cafe SoLUNAさんです。SoLUNAの皆さんや写真仲間の皆さんには厚くお礼申し上げます。
 さて一年間に撮りためた写真のなかから作品を選ぶのも大変です。今年もエナガちゃんの写真がメインになりましたが、今回はノビタキの写真も展示する予定です。先週の日曜日に野鳥仲間に教えて頂いた北上川河川敷では渡来したばかりのノビタキの群れに出会いました。素敵なフィールドを教えて頂いたI岡さん、ありがとうございました!


2017年4月14日金曜日

モトコー

 4月1日から3日まで神戸に行ってきました。甥の結婚式のための旅行だったのですが、神戸で楽しみなのが「モトコー」と呼ばれる元町高架下商店街を歩くことです。モトコーはJRの三宮駅から元町駅までの線路の高架下で、アングラな昭和の匂いのする商店街なのです。古くは戦後の闇市をルーツとするようです。しかし最近はJRの耐震補強工事のために退去する店舗が多くて部分的にはシャッター街となっているのが残念です。そんな街並みに心引かれるのは若い頃に過ごした東京のアメ横や秋葉原の雰囲気に共通する何かがあるのかもしれません。
 街角スナップ撮影のお供にはやはりいつものマミヤ二眼レフなのです。6x6判で80ミリの標準レンズはちょうどフィルムの対角線の長さになりますが、街角に立った時に目に入る光景がちょうど収まる画角のように感じます。

2017年4月5日水曜日

春の陽射し

 新年度を迎えて何かと慌ただしい時期ですが、拙ブログを訪問してくださる皆様には御健勝のことと存じます。4月1日から3日までは甥の結婚式のため神戸に行って参りました。その写真は現在現像中ですので、近いうちにアップしようと思っています。
 この3月は新しい野鳥フィールドを開拓してきました。北上川河川敷を南下して矢巾町から紫波町まで歩いてきましたよ。いつもの中津川や雫石川フィールドよりも広々として気持ちの良いフィールドでしたが、珍しい鳥さんには出会えませんでした。暇つぶしにマミヤの二眼レフでフィールドの風景を撮影しましたよ。

2017年3月29日水曜日

3月の雪

 今年の3月は例年よりも寒くていつまでも雪が降ります。昨日の朝も今朝も積もるほどではないにせよ積雪がありました。通勤する前には積雪量を確認して靴を選択しなければなりませんが、この程度の積雪では長靴を履く必要はなさそうです。今日アップする写真は先週の朝に通勤路で撮影しました。この林を抜けると尾根筋のリンゴ畑なのです。枝に積もった淡雪が奇麗だったので思わず足を止めて撮影しましたよ。
 ところで拙ブログにアップする写真のサイズは、これまではZorgの写真にあわせて1080 pixelにしていましたが、今日からは1280pixelにしてみました。右クリックで大きなサイズの写真が表示されます。

2017年3月23日木曜日

オオハクチョウ

 3月も半ばを過ぎて冬鳥の北帰行もピークを迎えています。野鳥撮影のカメラを数年ぶりに買い替えたので久しぶりにオオハクチョウを撮影しました。この時期の高松公園では多くの写真愛好家が白鳥の写真を撮っています。オオハクチョウの朝の飛び立ちや夕方の舞い降りはカメラの性能を確認するのにも絶好の被写体です。
 オオハクチョウは大きいので単焦点の望遠レンズよりもズームレンズのほうが便利です。私にはほとんどオオハクチョウ専用レンズであるAF-S NIKKOR 80-400mm f/4.5-5.6G ED VRですが、望遠端を使う機会はあまりなくて80から300ミリあたりを多用します。フォーカスリミッターは6mなのでオオハクチョウを撮影するには合焦速度が速くて便利なのですが、例えば望遠端でエナガちゃんを撮影するには6mでは遠すぎる場合が多いのです。

2017年3月14日火曜日

D500でエナガちゃん

 使い始めたばかりのNikon D500ですがとても使いやすくて満足しています。特に気に入っているのがオートフォーカスの食いつきやすさです。エナガちゃんのような小鳥を撮影するときにはAF-Cで中央1点にセットして、AFロックオンは横切りへの反応を「やや鈍感」、被写体の動きは「ランダム」にセットしています。ヤブの中を素早く動き回るエナガちゃんにしっかりとピントを合わせ続けてくれます。またアウトフォーカスからの復帰も速くなりましたので、体感的にレンズのAF駆動が速くなったように感じます。
 また、1.3xクロップも小鳥の撮影では多用しています。撮影範囲が18x12mmとなりますので、いつも小鳥の撮影に使っているサンヨンに1.4xテレコンで420mm
 /5.6が、ライカ判換算で840mm/5.6の画角で使えるのも便利です。1.3xクロップでもD300と同じ1200万画素ありますので大きなサイズのプリントでも行けそうです。
 一枚目のエナガちゃんは薮の中の枝被りですが枝でピントが迷うことなく合焦しましたが尾羽が見切れてしまいました。二枚目の写真も手前に枝被りの状況でしたが合焦してくれました。D500はエナガちゃん撮影にも頼もしい相棒になってくれそうです。

2017年3月9日木曜日

名残雪

 3月に入ったというのに盛岡では雪の降る日が多くて、今朝も拙宅のあたりでは15センチほどの積雪がありました。通勤経路のリンゴ畑は通行人も少なく除雪もされてないので今朝も長靴で徒歩通勤しました。先日は最高気温が10度ほどもあってだいぶ雪が溶けたのですが、翌日の冷え込みで日陰の残雪路が見事な氷結路になりました。しかも通勤経路は急な坂道が多くて油断できません。今日の写真は岩手公園(盛岡城跡公園)の石垣に積もった雪です。

2017年2月28日火曜日

Nikon D500テスト撮影

 先週末にようやく新しいカメラNikon D500が届きました。天候にも恵まれましたので早速、野鳥撮影に出かけましたよ。しかし新しいカメラで意気込んで撮影しようとしている時ほど、野鳥には出会えないものです。ツグミ、ジョウビタキ、シジュウカラ、そしてエナガちゃんも撮影しましたが、作品としてお見せできる写真は撮れませんでした。
 そんなときに頼りになるのが高松公園のオオハクチョウです。そろそろ北帰行の季節になっていますので夕方の池には沢山のオオハクチョウが羽を休めに舞い降りてくるのです。
 新しいD500ではまだ200枚ほど撮影しただけですが、連写速度が速いのには改めて驚かされました。高速連写の毎秒10コマでは速すぎるので、低速連写の毎秒8コマに設定していますが十分な感じです。小鳥を撮影するときの中央1点の食いつきもD300Sより安定しているようです。オオハクチョウではダイナミック25点で撮影しています。

2017年2月20日月曜日

エナガちゃん!

 二十四節気の雨水を過ぎたというのに今日の盛岡は朝から雪が降り続いています。気象庁のホームページによると本日の盛岡は最高気温が氷点下の真冬日で積雪も20センチほどになりました。そんな冬に逆戻りの天気になるといつもの野鳥フィールドのエナガちゃんたちはどうしているのか気になってしまいます。
 今日アップするのは久しぶりのエナガちゃんの写真です。この一年間で数千枚の野鳥写真を撮影しましたが、その中でも一番のお気に入りの写真です。カメラいつものNikon D300S、レンズもいつものサンヨンと1.4xテレコンという使い慣れたカメラとレンズです。この組み合わせには十分満足していたのですが、ついにNikon D500を発注してしまいました。D500はD300(S)からどれだけ進化しているのかとても楽しみです。

2017年2月16日木曜日

光の春

 立春を過ぎてからは夕方5時になってもまだ空に明るさが残るようになりました。日が長くなったことを実感しています。先週までは盛岡では毎朝のように積雪がありましたが、今週は積雪もなく徒歩の通勤も楽になってきました。
 昼休みのランチ後の時間に中津川沿いを散歩していると、鳩やスズメに餌付けする人がいたのでついつい撮影してしまいましたよ。マミヤの二眼レフのレンズはセイコーの0番シャッターが多く搭載されていますが、小型軽量なセコール80/3.7だけはコパルの00番シャッターなので、シャッター音が静粛でスナップ撮影に向いています。