ヤマセミに初めて出会ったときの衝撃は忘れられません。初めてヤマセミをファインダーに捉えた時は、シャッターを押す手が震えました。ケッケッと鳴きながら渓流を飛んでくると、あたりの空気が張り付いたように感じます。頭でっかちで目が大きくて、どこか神秘的なヤマセミ。早朝、現れる姿は神々しささえ感じさせます。
警戒心の強いヤマセミは人の姿を見るとすぐ隠れてしまいます。撮影にはにはブラインドを使用し、機材の設営、撤収の際ヤマセミに見つからないよう細心の注意が必要です。
ヤマセミの写真を撮り続けて5年目。いつかは撮ってみたいと思っていた瞬間がついに撮影できてしまいました。次にこの瞬間を撮影できるのは何年先になるか分かりません。野鳥写真の壁に当たってしまったように思います。
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