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2014年1月8日水曜日

Kawasaki KL250

 1980年代は空前のバイクブームでしたね。学生だった私も複数のバイクを乗り継ぎました。一番のお気に入りはこのKawasakiのオフ車でした。でも学生は自由になる資金がありません。このバイクを手に入れるためにNikon F2 Photomic, Nikkor 35/2, 105/2.5を手放してしまいました。この写真はフジクローム100で撮影したポジをスキャンしたのです。撮影したカメラはおそらくNikomat FTに43-86/3.5だったはずですが記録がありません。一時期、写真が嫌になって大量にポジやネガやプリントを廃棄したのですが、この時代の写真は保存していました。
 このKawasaki KL250で北上高地のあらゆる林道を走破しましたよ。当時は林道ツーリングブームもあって遠く九州から岩手に林道ツーリングにいらっしゃるライダーもいました。夕方の林道で道に迷って途方に暮れているライダーを盛岡市内の学生寮まで案内して泊めてさしあげた事もありました。KL250は空冷2バルブのSOHCエンジンでしたがトルクがあって乗りやすかったのです。脚回りも2本サスの、当時としても旧式なオートバイでしたが、意外な事にハンドリングは最高でした。同級生のHONDA XLR250Rと互角以上に走ってくれましたよ。しかしエンジンの振動は物凄くで新しくつけたナンバープレートは一週間でヒビが入るし、振動でネジがゆるんでキックアームが脱落して途方に暮れた事もありました。そういえばRMX250Sもエンジンの振動はKL250以上に凄いです。

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