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2014年3月31日月曜日

MAMIYA C22 professional

 インターネットを介して感染する中古カメラウイルスという恐ろしい病原体の存在を実感したのは3年ほど前でしょうか。Zorgという写真共有SNSで「Nikon F4」の写真を拝見してしまったことがきっかけでNikon F4型ウイルスに感染しました。その後、順調にF4SとF4の2台を入手してしまいました。
 そして今年、何故かMamiya C型ウイルスにも感染してしまいました。先月C220 professionalを捕獲したばかりなのに症状が治まらず、今月はSEKOR SUPER 180mm f/4.5, SEKOR 65mm f/3.5、そしてリヤキャップがわりにC22 professionalまでゲットしてしまいました(^o^;) 「接写が得意なマミヤ二眼レフでマミヤを撮影して遊ぶ」という倒錯した世界に足を踏み入れております。MAMIYA C220 professional, MAMIYA-SEKOR 80/3.7, Tri-Xで撮影したMAMIYA C22 professionalとSEKOR 65/3.5です。

2014年3月27日木曜日

春の林道

 盛岡市玉山区薮川は本州で最も寒い場所の一つです。岩洞湖というダム湖があって冬はワカサギ釣りで賑わいます。3月下旬(春分の日)あたりまでは氷に閉ざされる湖です。岩洞湖周辺から御大堂山周辺は林道の宝庫なので、この季節になると林道の雪解け状況が気になります。
 写真のオートバイは鈴木のRMX250S、2ストロークエンジンのレーサーレプリカです。ProSkillのステンレスチャンバーとサイレンサーを装着すると、ようやく本来のパワーが味わえる過激なエンジンです。
 一枚目の写真、背景はまだ氷上にワカサギ釣りのテントが見える岩洞湖です。 二枚目の写真、残雪に掴まってスタックしています。あと15m進めば地面に見えるのですが、こうなると横倒しにして引き摺り出すしかありません。脱出には小一時間、汗だくになりました。


2014年3月24日月曜日

北帰行

 盛岡の高松公園には北帰行の渡り鳥が羽根を休めに舞い降りてきます。昨日は久しぶりに夕日が綺麗な撮影日和となりました。池のほとりにはいつもの写真愛好家のメンバーが集まって白鳥さん祭りになりましたよ。思えばZorgに初めてアップしたのもオオハクチョウの写真でした。
 昨年、導入したNikon D7100とAF-S NIKKOR 80-400mm f/4.5-5.6 ED-VRで撮影した作例をアップしてみます。D7100はとても良いカメラですが、望遠レンズを装着するとボディが軽すぎるし連写速度も少し物足りません。同じセンサーで連写速度がD300S以上のD400を待ちくたびれています。


2014年3月20日木曜日

Rolleiflex 2.8F & 2.8E

 最近すっかりお気に入りカメラとなったMamiya C220 professionalは、他の二眼レフと違った大きな特徴があります。それはレンズ交換可能であることにくわえて蛇腹繰り出し機構による近接撮影能力です。80mm標準レンズを装着して蛇腹を伸ばすとなんと35cmまで近接撮影できてしまいます。でもビュウレンズとテイクレンズの光軸が5cm離れていますのでパララックスはかなりのものです。マミヤは1994年までCシリーズを発売しましたが、その後はRBやRZシリーズなど中判一眼レフがメインとなったのは二眼レフの限界を感じたからでしょうね。
 Rolleiflex 2.8F と 2.8Eを被写体にしてMamiya C220 professionalで撮影してみました。Rolleiflexは最短撮影距離が約1mなので物撮りには不向きですがMamiya Cでは問題ありません。MAMIYA-SEKOR 80/3.7, Tri-X, F5.6, 1/60sec、やはり被写界深度が浅くてなかなか難しいですね。

2014年3月17日月曜日

MAMIYA-SEKOR SUPER 1:4.5 f=180mm

 先月、ついついお友達になってしまったMamiya C220 professionalです。二眼レフなのにレンズ交換可能という驚くべき特徴があります。そうなると交換レンズも欲しくなってしまうのが人情というものです。いきつけのカメラ屋さんが業者さん向けオークションで落札してくれたMAMIYA-SEKOR SUPER 1:4.5 f=180mmともお友達になってしまいましたよ!
 このレンズはアタッチメント径が49ミリあるので、ビュウレンズとテイクレンズの光軸間が50ミリのMamiya Cではぎりぎりの前玉ということになります。アタッチメント径40.5ミリの80/3.7がとても薄くて小さく、まるでパンケーキレンズのようです!うーんマミヤック!ただでさえ巨大なC220がとても小さなカメラに見えるのが異様ですね(^o^;)。Mamiya Sekor 180mm砲と呼びたくなるほどです!さっそくポートレート写真など撮影してみましたが素晴らしいレンズでした!

2014年3月13日木曜日

Three TLRs

 昨年、ブローニーフィルムをスキャンできるスキャナを配備してしまったのがきっかけで中判フィルムカメラが増殖中です。二眼レフはRolleiflex 2.8E Planar, 2.8F Planar、一眼レフはAsahi Pentax 6X7、そして新たにMamiya C220 Professionalが仲間入りしてしまいました。二眼レフを三台並べて大きさの比較をして見ましたよ。同じ二眼レフでもどことなく優美なRolleiflexと頑丈で武骨なMamiya Cではかなり雰囲気が違いますね。どちらも撮影していてとても楽しいカメラです。Nikon F4、Ai Nikkor 35mm f/2で撮影。フィルムはNeopan 400 Prestです。

2014年3月10日月曜日

キクイタダキ

 Zorgにもアップした写真ですが、今年はなかなかお目にかかる事のできないキクイタダキさんです。日本で最小の小鳥で体長10cm、体重5gとエナガちゃんよりも軽量です。大雪が降った朝に山から下りてきたようですよ。一瞬も止まる事なく枝の上を走り回り飛び回るので撮影はエナガちゃん以上に難しく感じます。サンヨンにテレコンでフォーカスリミッタ最短距離の3mほどで撮影できた写真です。

2014年3月6日木曜日

一号館

 先日、銀座の中古カメラ市から連れて帰った美品のMamiya C220 ProfessionalとMamiya- Sekor f=80mm 1:3.7のテスト撮影をしましたよ。Mamiya Cというと重量級の二眼レフというイメージがあったのですが、蛇腹繰り出し機構が軽合金となって軽量化されたC220と3群4枚構成のテッサータイプの軽量レンズの組み合わせでは約1.3kgとRolleiflex 2.8Fより100gほど重いだけです。毎日、通勤のお供に連れて歩いても苦になりません。Mamiya- Sekorの描写には十分満足できました。Pentax 6X7のSMC Takumarよりは柔らかく、RolleiflexのPlanarよりはコントラストが高そうな印象です。こうなるとSekor super 180mm 1:4.5のテストも楽しみです。フィルムはTri-Xで被写体は盛岡市の岩手医科大学一号館です。

2014年3月3日月曜日

MAMIYA C220 professional

 先週MAMIYA C220 professionalをゲットした嬉しさに毎日、通勤のお供に持ち歩いて早速Tri-Xで一本テスト撮影してしまいました。いつものカメラ屋さんにフィルム現像出しに寄って見ますと「里人さん、Mamiya Cの交換レンズがオークションにでていますよ。広角と望遠があります。どうします?」とのお言葉。「うっ、ほ、欲しいです!」と即答してしまいました。次の日の夕方、プチプチに包まれた怪しいお土産をお持ち帰りしたのは言うまでもありません。ゲットできたのはMAMIYA -SEKOR SUPER f=180mm 1:4.5です!早くもマミヤCレンズ沼に足を踏み入れてしまいました(^o^;)。近いうちに写真をアップしたいと思います。
 この写真は先週、C220をゲットしたその晩、早速ホテルの部屋で開封してNikon F2とAi Nikkor 35/2でフィルムはもちろんNeopan400Prestで撮影してみました。

2014年3月1日土曜日

Life work

 初めてエナガちゃんを撮影出来たのは何年前だったでしょうか。新しく買ったデジタル一眼レフのテストで近所の川でオオハクチョウを撮影したのがきっかけで野鳥写真の沼にどっぷりとはまってしまいました。そうなると、もれなく付いてくる望遠レンズ沼の恐ろしい世界も垣間見てしまいました。AiAF Zoom Nikkor 75-300mm f/4.5-5.6Sを皮切りにAF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-ED, AF-S NIKKOR 300/2.8G ED VR、リアコンバーター各種、Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D, AF-S NIKKOR 500mm f/4G ED VRなどと、留まる事なく望遠レンズ沼の底まで沈んでいきましたよ。
 サンニッパ、ヨンニッパ、ゴーヨン、ロクヨン、ハチゴローというのは鳥屋にとっては聞きなれたレンズの名称ですが300/2.8, 400/2.8, 500/4, 600/4/ 800/5.6といった所謂バズーカ砲のニックネームなのです。このような大きくて重たいバズーカ砲はいつも持ち歩くわけには行きません。軽量なお散歩レンズがどうしても必要です。
 望遠単焦点の切れ味と小型軽量なお散歩レンズの妥協点、それが所謂サンヨンです。ニッコールではAi AF-S Nikkor 300mm f/4Dになります。1.4Xテレコンを装着して420/5.6になり、フットワークの良さと切れ味の良さのバランスは最高です。野鳥写真に目醒めた全国の皆さん、サンヨンは最高のお散歩レンズですよ!