初めてエナガちゃんを撮影出来たのは何年前だったでしょうか。新しく買ったデジタル一眼レフのテストで近所の川でオオハクチョウを撮影したのがきっかけで野鳥写真の沼にどっぷりとはまってしまいました。そうなると、もれなく付いてくる望遠レンズ沼の恐ろしい世界も垣間見てしまいました。AiAF Zoom Nikkor 75-300mm f/4.5-5.6Sを皮切りにAF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-ED, AF-S NIKKOR 300/2.8G ED VR、リアコンバーター各種、Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D, AF-S NIKKOR 500mm f/4G ED VRなどと、留まる事なく望遠レンズ沼の底まで沈んでいきましたよ。
サンニッパ、ヨンニッパ、ゴーヨン、ロクヨン、ハチゴローというのは鳥屋にとっては聞きなれたレンズの名称ですが300/2.8, 400/2.8, 500/4, 600/4/ 800/5.6といった所謂バズーカ砲のニックネームなのです。このような大きくて重たいバズーカ砲はいつも持ち歩くわけには行きません。軽量なお散歩レンズがどうしても必要です。
望遠単焦点の切れ味と小型軽量なお散歩レンズの妥協点、それが所謂サンヨンです。ニッコールではAi AF-S Nikkor 300mm f/4Dになります。1.4Xテレコンを装着して420/5.6になり、フットワークの良さと切れ味の良さのバランスは最高です。野鳥写真に目醒めた全国の皆さん、サンヨンは最高のお散歩レンズですよ!
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