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2015年1月12日月曜日

中津川冬景色

 浅田次郎さんの新撰組三部作の一つ「壬生義士伝」の主人公の吉村貫一郎は南部盛岡藩の脱藩浪士です。吉村貫一郎は酒宴で盛岡のお国自慢をするのです。「南部盛岡は日本一の美しい国でござんす。西には岩手山(おやま)がそびえ東には早池峰。北には姫神山。城下を流れる中津川は北上川に合わさって豊かな流れになり申す。」
 この写真は中津川にかかる中の橋から撮影しました。夏には鮎、秋には鮭が遡上し、冬になればオオハクチョウなど冬鳥が羽を休める中津川は、盛岡人の心の川なのです。

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