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2014年12月29日月曜日

師走の黄昏

 まもなく2014年の師走が暮れてゆきます。拙ブログをご覧の皆様にはどのような一年だったでしょうか。今年の盛岡は例年になく積雪が早く、12月上旬には根雪になりました。いつもの年ですとクリスマスから年末年始に寒波がやってきて本格的な冬になるのですが、今年は半月ほど季節の進み方が早かったような印象です。
 このまま穏やかな年の瀬を過ごして穏やかな新年を迎えたいものです。雪国の方々は雪の事故にお気をつけ下さい。来年もよろしくお願いいたします。

2014年12月25日木曜日

雪の内丸

 盛岡市内丸は岩手医科大学、岩手県庁、盛岡市役所などが建ち並ぶ街の中心部です。今年の冬は雪の降り始めが早く、12月上旬には根雪の状態になってしまいました。朝の通勤時間帯には冷え込みで凍った雪がとても滑りやすく、日中には溶けてシャーベット状になり、夜にはまた凍るというサイクルを繰り返していきます。写真の状態はシャーベット状です。今年の冬はモノクロフィルムで雪の写真を沢山撮影したいと思います。
 ちなみに背景の建物は岩手医科大学の図書館です。数年前にはこの塀のなかに紛れ込んだカモシカがいて夜中に大捕り物を繰り広げていました。県庁所在地の街の真ん中にカモシカが現れるような街なのです。

2014年12月22日月曜日

Rolleiflex 2.8F Planar

 昨年、スキャナーをEPSON GT-X820に買い替えたらブローニーフィルムのスキャンが出来るようになりました。そうするとブローニーフィルムで撮影してみたくなるのが人情というものでしょう。そんなわけでRolleiflex 2.8E, Rolleiflex 2.8F, Asahi Pentax 6X7, Mamiya C220, Mamiya C22と瞬く間に中判カメラが増殖してしまいました。
 Rolleiflex 2.8Fはちょうど昨年の今頃にお迎えしたカメラです。レンズはCarl ZeissのPlanar 1:2.8 f=80mmという素晴らしいレンズが付いています。このレンズは国産のレンズに比べて少し柔らかく繊細に写るように思います。ポートレートを撮影すると髪の毛の線が細く見えるのが不思議です。
 この写真はMamiya C220 professionalで撮影しました。このような至近距離での撮影はやはりマミヤの出番です。

2014年12月18日木曜日

Mamiya C22 professional

 いつも持ち歩いてモノクロ写真を撮影するのに愛用しているのがローライフレックスやマミヤCという二眼レフカメラです。現在、使用しているのはローライフレックス2台にマミヤ2台、ローライは2.8F planarと2.8E planar、マミヤはC220 professionalと C22 professionalです。
 マミヤ二眼レフの最大の特徴は蛇腹繰り出し機構による近接撮影が出来る所です。最短撮影距離は80mmレンズで35cm、55mmレンズで24cmです。これはローライフレックスには真似できないマミヤの長所と言っていいでしょう。この写真はC220に80mmの標準レンズで撮影しました。
 二眼レフでありながらレンズが交換できるのも大きなメリットです。現在は55mm, 80mm, 105mm, 135mm, 180mmのラインナップが揃ってしまいました。写真のカメラはC22と105mmの組み合せです。他社の二眼レフでは75mmや80mmというやや広角気味の標準レンズが付いていますが、この105mmはライカ判換算で約58mm相当の画角が得られるのでポートレートなどに使いやすいレンズです。
 マミヤの唯一の欠点は重くて大きいことだと良く言われますが、鳥屋の私には無問題です。最も軽量なC220とSekor 80/3.7の組み合せでは約1.3kgとローライフレックス2.8Fより100g程重いだけです。C22に至ってはボディのみで約1.5kg、Sekor 105/3.5との組み合せでは約1.7kgもありますが、サンヨンを付けたD300よりは軽いです。マミヤは頑丈で故障の心配が少なく、6x6cmのフィルムから得られる画質の良さで手放せないカメラになっております。

2014年12月15日月曜日

カメラのキクヤ

 盛岡市本町通1丁目にあるカメラのキクヤさんにはかれこれ30年程もお世話になっております。フィルムの現像、写真のプリントはもちろんの事、中古カメラの購入、カメラやレンズの修理にもお世話になっております。
 カラーネガの現像とプリントは即日、モノクロフィルムは火曜日と金曜日の朝に出せば夕方までに現像をしていただけます。写真展に使うプリントもカラー、モノクロともすべてお願いしております。
 中古カメラもお手ごろな値段で楽しい物件を購入する事が出来ます。私のNikonF, F2, F3, F4, F4SやNikkorレンズ群、Pentax 6X7やTakumarレンズ群はほとんどキクヤさんでお世話いただきました。今後ともよろしくお願いいたします。


2014年12月11日木曜日

岩手医科大学一号館

 岩手医科大学の歴史は古く、明治30年設立の私立岩手病院、医学講習所、産婆看護婦養成所に端を発します。現存する建物では大正15年竣工の岩手医科大学一号館(旧岩手病院診療棟)が最も古く、岩手医科大学のシンボルともなっています。設計者は葛西萬司さんという建築家で、東京駅や岩手銀行本店の設計者としても知られています。
 現在、岩手医科大学は郊外の矢巾町への移転事業が進行中ですが、この一号館は何とか保存して頂きたい歴史の証人だと思います。時々この一号館を撮影しているのですが、季節の光によって様々な表情を見せてくれる素晴らしい被写体だと思います。盛岡は冬晴れの日が多いので、冬の低い陽光での撮影もお勧めです。


2014年12月4日木曜日

一周年

 師走に入って盛岡もとうとう雪が積もりました。拙ブログをご覧頂いている皆様におかれましてもご健勝のこととお喜び申し上げます。風邪など召されませぬよう慌ただしい師走を乗り切って行きましょう。
 さて本日で拙ブログを開設して一周年となりました。思い起こせば昨年の今頃は写真共有SNSのZorgのサービス終了に大騒ぎしておりました。Zorgメンバーの多くの素晴らしい写真を拝見させて頂き、とても有意義に過ごす事が出来た居心地の良い居場所だっただけに残念です。
 さて一周年にあたってアクセス解析をしてみました。全期間のブラウザ別のトラフィックはFirefox=39%, Chrome=24%, Safari=18%, MSIE=13%, Mobile=1%となりました。OS別のシェアはWindows=43%, Mac=34%, iPhone=7%, Linux=4%, Android=4%, iPad=4%などとなっています。直近の一か月ではMSIEは4%に低下しており、OS別でもMac=49%, Windos=31%となり、MSのシェア低下が目立ちます。写真を楽しむ人はMacユーザが多いのでしょうね。

2014年12月1日月曜日

MAMIYA-SEKOR

 マミヤの二眼レフにはレンズ交換可能という他に二眼レフにはない特徴があります。現在、手持ちのレンズは55/4.5, 80/3.7, 105/3.5, 135/4.5, 180/4.5の5本で、これらがあれば、ほぼ私の写真撮影には十分な気がしています。二眼レフではストリートスナップとポートレートの撮影が中心です。
 しかし、もう一本、是非とも欲しいレンズがあるのです。それは80mm f/2.8の標準レンズなのです。手持ちの80mm f/3.7は軽量で描写にも満足しているのですが、F値がもう一段明るいレンズを是非とも使ってみたくなりました。しかし標準レンズ単体で売っている事は少なく、ボディ込みの場合が多いのです。レンズとボディ込みでもマミヤはそれほど高価ではありません。ついつい買ってしまいそうです。そうなんです、これがマミヤ沼という状況なのでしょう。
 ちなみにこの写真は105/3.5で撮影しました。クローム鏡筒の古いテッサータイプで焦点距離が長めの標準レンズです。35mm判換算で58mmレンズに相当する画角は意外とポートレートに使いやすいのです。


2014年11月27日木曜日

Galleria Aiina

 毎年、秋の写真部展の会場に使用させて頂いているのは、盛岡駅西口のいわて県民情報交流センター、通称アイーナのギャラリーです。今回の写真展は朝9時から夜9時30分まで開場しました。3連休とはいえ夜までお仕事をされてから写真展を見に来て下さるお客様もいらっしゃるのです。夜7時を過ぎるお客様は少ないのですが、遅くまで開いてる写真展を喜んでいただけます。
 またお客様が少ない時間帯は部員さんがゆっくり写真を観賞したり、写真談義を楽しんだりできる貴重な時間帯でもあります。今年はモノクロフィルムを使う部員さんも増えたし、二眼レフ女子も誕生したので今後の活躍が期待できますね。



2014年11月25日火曜日

秋の写真部展

 11月22日から24日までの3連休、盛岡市のアイーナギャラリーで大学写真部の秋季部展を開催させて頂きました。ご来場の皆様には厚く御礼致します。また偶然、会場に居合わせて搬入、搬出を手伝って頂いた(手伝わされた)ソルナのメンバーの皆様に厚くお礼申し上げます。ありがとうございました!
 今年の部展は大全紙のパネル、全紙パネル、A3伸び、四つワイドなどのサイズの大きな写真が約80点、そのうちモノクロ写真が約20点と過去最大規模の写真展になりました。作品の内容も確実にレベルアップ出来たと思います。
 また部員さんのなかには徐々にフィルムカメラ使いも増えてきました。なかでもPentax 6X7で鉄道写真を撮影するH君の写真は素晴らしく大迫力でした。今後もフィルムカメラ使いや中判カメラ使いを増やしていきましょう!部員の皆さんお疲れさまでした!
 また、今年の部員さんのなかにとてもマニアックなカメラ好きの学生さんがいまして、ご両親もはるばる東京からご来場いただきました。やはりとてもマニ アックなカメラをご持参されたので撮影させて頂きました。超美品のContax I型です。オリジナルのブラックペイントの素晴らしい仕上げに見惚れてしまいました。素晴らしいカメラを見せていただきありがとうございました!





2014年11月20日木曜日

Autumn Leaves

 普段、野鳥の撮影にはニコンのデジタル一眼レフ、その他の写真にはマミヤやローライフレックスにモノクロームフィルムを使っていますが、久しぶりにポジフィルムを使ってみたくなりました。近所のカメラ屋さんに置いてあるのはベルビア100かプロビア100です。季節柄、紅葉の撮影にベルビアを詰めてみましたよ。レンズは最も抜けが良いSekor 80/3.7、カメラはMamiya C220 professionalです。
 一枚目の写真は近所の盛岡市中央公民館のライトアップされた庭園、二枚目は岩手公園(盛岡城跡公園)、三枚目は高松公園の紅葉です。久しぶりにポジフィルムのスキャンをしてみたら48bit TIFFで約4000X4000ピクセルのファイルサイズが100MBを超えたのに驚きました。掲載の写真は1080ピクセルにリサイズしてあります。右クリックでご覧下さい。



2014年11月17日月曜日

大学写真部 いよいよ秋の部展

 今週金曜日はいよいよ顧問を仰せつかっている大学写真部の部展の搬入です。部展は展示する作品も多数で全紙などの大きな作品も多く搬入作業は大変ですが、部員の皆さん頑張りましょう!会場は盛岡市西口のアイーナギャラリーで11月22,23,24日の三連休が会期です。多数のお客様のご来場をお待ちしています。
写真は古めかしい大学の2号館と3,4号館です。MAMIYA C22 professionalとお気に入りの広角レンズMAMIYA-SEKOR 55/4.5で撮影しました。フィルムはいつものトライエックスです。

2014年11月13日木曜日

Autumn shadow

 晩秋の日暮れは驚くほど早くて気が急かされるように感じる今日この頃です。仕事帰りに写真やバードウォッチングを楽しむ余裕もほとんどありません。それだけに週末の天候が気になってしまいます。秋冬の陽射しはとても貴重でありがたく感じます。また秋冬の陽射しはモノクロ写真に最適です。今シーズンも秋の光と影を楽しんで撮影したいと思います。
 盛岡市本町通のギャラリーPhoto Plusで開催中の写真展「Portrait in Monochrome」は今度の11月16日(日)まで開催しています。ご来場をお待ちしております。


2014年11月10日月曜日

Autumn steps

 立冬もすぎて季節は晩秋から初冬の気配を感じます。エナガちゃんの声や姿にも頻繁に出会えるようになりました。
 私の野鳥撮影に絶大な威力を発揮してくれるサンヨンの出番が増える季節です!これまで色々な望遠レンズを使ってきましたが、サンヨンとの出会いが一番衝撃的でした。サンヨンというのはAi AF-S Nikkor 300mm f/4 D IF-EDの略称です。サンニッパやゴーヨンは価格を考えたら良く写って当然といえば当然なのですが、サンヨンはこの値段で上級レンズと互角なほど良く写るのです。
 実際の野鳥撮影では1.4Xテレコンバーターを併用して420mm f/5.6となり、DXフォーマットのD300Sではさらに1.5Xの630mm f/5.6相当(ライカ判換算)の画角となります。現在デジタル一眼レフはライカ判フルサイズの機種が人気ですが、野鳥撮影ではAPS-Cサイズのアドバンテージは大きいのです。

2014年11月7日金曜日

大陸飯店

 職場近くの路上でMAMIYA-SEKOR 135/4.5のテスト撮影の続きです。逆光では五角形の絞りの形のゴーストが出やすいようです。二眼レフのレンズはビューレンズとテイクレンズの光軸が約5cmと近接しており、レンズシャッターの口径もあるため設計上の制約が何かとあるのでしょう。フォーカルプレーンシャッターのAsahi PENTAX 6x7のレンズの巨大さと比べると二眼レフのレンズはとても小型です。
 手持ちのMAMIYA-SEKORのなかではC220専用に発売された軽量な80/3.7が最も逆光に強いようです。逆光ではRolleiflexのPlanar 80/2.8よりも良いかもしれません。

2014年11月4日火曜日

内丸教会

 新しく仲間入りしたMamiya-Sekor 135/4.5のテスト撮影をしました。ライカ判換算で75mm相当の画角の長焦点レンズですが、風景にポートレートにとても使いやすいレンズです。これでワイドローライフレックスの55mm、テレローライフレックスと同じ焦点距離の135mmが揃いました。
 テスト撮影の被写体ですが、内丸教会の背後の建物に映る鉄塔の影が面白くてついつい撮影してしまいました。

2014年10月30日木曜日

MAMIYA-SEKOR 135/4.5

 先日、東京出張の際に銀座のカメラ屋さんから連れて帰ったお友達です。MAMIYA-SEKOR 1:4.5 f=135mmです。テレローライフレックスと同じ焦点距離ですね。6X6判の135mmはライカ判換算で75mm相当の画角となる中望遠レンズです。これでマミヤCのレンズは55mm, 80mm, 105mm, 135mm, 180mmのラインナップになりました!135mmは近いうちにテスト撮影の写真をアップしたいと思います。

2014年10月27日月曜日

Portrait in Monochrome

 芸術の秋も深まってまいりました。本日から盛岡市本町通のフォトプラスさんで個展「Portrait in Monochrome」を開催させて頂きます。写真はすべてRolleiflexやMamiya C220 professionalやAsahi PENTAX 6X7やNikon Fなどの古めかしいフィルムカメラとトライエックスなどモノクロームフィルムで撮影したものばかりです。
 今夏のギャラリーphoto and cafe SoLUNAでの個展「Waltz for Monochrome」の巡回展のような感じですが、今回はポートレートを中心に17枚の写真を展示しています。この写真展を見て頂いたお客様がもう一度古いカメラにフィルムを詰めてみたい、中古のフィルムカメラが欲しくなる、あるいは中古のフィルムカメラをついつい買ってしまったどとなるように祈念してご来場をお待ちしております。


2014年10月23日木曜日

霜降

 今日は二十四節気の霜降です。盛岡市の最低気温は1.9度でした。次の二十四節気はいよいよ立冬です。郊外の森ではエナガちゃんも冬の準備に忙しく飛び回っている事でしょうね。
 このエナガちゃんの写真はZorgにアップする候補だったのですが、何故かお蔵入りしていた一枚です。 今、見直していたら背景の玉ボケが爽やかな秋の空気を感じさせてくれました。

2014年10月21日火曜日

桜山界隈

 盛岡市の桜山神社は社殿が盛岡城三の丸の由緒あるお社ですが、その境内に戦後の引き揚げ者がバラック店舗を構えた事を起源とする商店街があります。闇市横丁とも呼ばれるこの界隈には80店ほどのお店があり、飲み屋さんが多いのです。そんな街でスナップ撮影をするのにシャッター音の静かな二眼レフは最適です。

2014年10月16日木曜日

MAMIYA PRESS

 盛岡のギャラリー「photo and cafe SoLUNA」では様々な方が写真展を開きます。今年の春夏は私を含めてモノクロ写真が多く展示されました。このカメラはSLの写真を撮影し続けたMさんの愛用のマミヤプレスです。6X9判のマミヤとトライエックスで撮影された雪の北海道のSLの写真や只見線の鉄橋を通過するSLの写真など息を呑むような素晴らしいトーンのモノクロ写真を見せて頂きました。昭和の時代に撮影されたトライエックスのネガは劣化する事も無く当時の光を伝えてくれます。
 歴戦の勇者マミヤプレスの風格を撮影するのはやはりマミヤC型の二眼レフが最適です。 デジタルカメラ全盛の写真界で生き残って行くのは、もしかしたら中判のモノクロフィルムではないかと思うのです。


2014年10月14日火曜日

小さな命

 エナガちゃんは体重6グラムしかない小鳥です。今、岩手県地方は台風19号の暴風域に入りました。郊外の森ではエナガちゃんは薮の中で身を寄せあって暴風雨に耐えていることでしょう。何とか頑張って嵐をやり過ごして欲しいものです。

2014年10月10日金曜日

中央通一丁目の黄昏

 10月になって日暮れが早くなりましたね。街中で長く伸びた影をモノクロフィルムで撮影するのにも良い季節です。ローライフレックスにネオパン100を詰めてテスト撮影の一コマです。ラチチュードの大きいネオパン100ではシャドーがとても粘ります。トライXとマミヤセコールの組み合わせならばもう少しハイコントラストになる場面ですが、ローライフレックスのプラナーの描写と相まって不思議なくらいシャドーの階調が残った写りになりました。

2014年10月8日水曜日

エナガちゃんの瞳

 岩手県地方は台風が過ぎ去った後、爽やかな秋晴れが続いています。人間が過ごしやすい季節はエナガちゃんにとっても良い季節なのでしょうね。
 この写真は一昨年にZorgにアップさせていただいたエナガちゃんです。Zorgが閉鎖してしまったので当時の題名が思い出せません。エナガちゃんは何となく表情豊かに見えるのはこのつぶらな瞳のためでしょうか。
 ところでキヤノンからEOS 7D mark IIが発表されましたね。APS-Cサイズのセンサーに高速連写、防塵防滴の堅牢なボディは野鳥写真に絶好のカメラだと思います。ニコンはこの7D2に対抗するD300Sの後継機種=D400を出してくれるのでしょうか?

2014年10月6日月曜日

雨宿り

 台風18号が接近してます。強風や大雨の被害が心配ですが、森の中の小さなエナガちゃんも心配ですね。でも賢いエナガちゃんは仲間と一緒に、もしかしたらエナガ団子になって安全な場所で嵐をやり過ごしていると思いますよ。そんな思いにふける月曜日です。

2014年10月3日金曜日

秋のエナガちゃん

 10月に入ってめっきり秋めいてきましたね。郊外の森ではエナガちゃんの姿をよく見るようになってきましたよ。先日は盛岡市薮川の最低気温が今年初めて氷点下になりました。
 そういえばこのブログはZorgにアップした野鳥写真の引っ越し先として始めましたが、最近はモノクロ写真ばかりになってしまいました。今後は少し野鳥写真もアップしていく予定です。

2014年9月29日月曜日

Neopan 100 acros

 今までメインで使用していたフィルムはコダックのTri-Xでしたが、今年大幅に値上げされてしまいました。富士フイルムのNeopan 100 acrosは感度がISO100、使い慣れたTri-XはISO400、その差はけっこう大きいので使うのを躊躇していましたよ。しかしTri-XとNeopan 100 acrosの値段の差が大きく開いてしまったので、値段の安いNeopanを使ってみる事にしました。
 モノクロネガフイルムの寛容度の大きさに期待してNeopan 100をISO感度200のフィルムとして撮影してみましたよ。増感現像はしていませんが、感度が一段の差なら何とかなりそうです。トーンの出方は柔らかいのですが感度200のフィルムとして使えない事は無さそうです。特性曲線のγ値が小さく寛容度が大きい印象のフイルムです。

2014年9月25日木曜日

Come Rain or Come Shine

 雨の日は撮影に出かけるのが億劫になりますね。でも思い切ってカメラをぶら下げて街をうろついてみると思わぬ被写体に出会う事もあります。

2014年9月22日月曜日

Walking Up

 秋晴れの一日、盛岡市内をぶらぶらしながらスナップ写真を楽しんできました。ストリートに溶け込んでスナップ撮影するのにシャッター音が静粛なローライフレックスは最適のように思います。このシーンでハッセルブラッドやペンタックス6X7ならシャッター音に驚いて振り向く人が多いのではないかと思われます。
 昨日は市内で二つの写真展を堪能しつつ、秋の陽射しを撮影してきました。12枚撮りを一本だけですが、二眼レフでゆっくり撮影すると写真を撮ったという手応えに満足できますよ。

2014年9月17日水曜日

Portrait in SoLUNA

 ある写真家の著書にありましたが写真展を開催するのは病み付きになるようです。先日終わったばかりなのにもう次の写真展の事が気になってしまいます。今年中にもう一回、11月に大学の部展もありますので今から楽しみです。
 今回の写真展では会場のSoLUNAで撮影したポートレートも何枚かありました。ふと思ったのですが、ポートレートは撮る人、撮られる人、そして写真を見る人の三者が楽しめるというのが良いですね。撮影に使ったカメラは光学マークのNikon Fと銀色鏡筒のNikkor S Auto 50/1.4という古い組み合わせです。

2014年9月14日日曜日

Waltz for Debby

 写真展「Waltz for Monochrome」にご来場頂いたお客様の一人にジャズピアニストの方がいらっしゃいました。ちょうど会場に流れていたのは名曲Waltz for Debbyでした!ピアニストの方は「あ〜!やはりこの曲ですか!」と大変喜んでいただけましたよ。
 そして数日後、私もピアニストの方がライヴ演奏されているお店に初めて行きましたよ!私のリクエストに応えて頂き生ピアノでWaltz for Debbyを演奏して頂きました。まさに至福の一時でしたよ。F2.8, 1/15secで一枚だけ撮影させて頂きました。素敵な演奏をありがとうございます!

2014年9月11日木曜日

Detour Ahead

 無事に写真展を開催する事が出来ましてとても満足できましたが、反面少し気が抜けたような、あるいは祭りの後の物寂しさのような気分です。 
 今回の写真展「Waltz for Monochrome」ではBGMに喜んで頂いたお客様が多かったように思います。Bill Evans trioの「Waltz for Debby」だったのですが写真展の題名を見てこの音楽を予想あるいは期待して来場されたお客様もおられましたよ。モノクロ写真の少しノスタルジックな雰囲気と音楽がとても良く溶け合っていたように感じました。
 この写真は盛岡市大通りの繁華街で飲み会の待ち合わせ中に撮影してみました。お店の中の照明はASA400, F2.8ならば1/30秒で撮影できる場合が多いのです。

2014年9月8日月曜日

Wellcome to SoLUNA!

 写真展「Waltz for Monochrome」には多くのお客様にご来場いただきありがとうございました!昨日9月7日の搬出作業はポートレートのモデルさんや写真部の部員さんにもご協力もいただきました。SoLUNAオーナーの澤村さんと店長の依田さんには何かとお世話いただきました。厚く御礼申し上げます。
  SoLUNAでは今週金曜日から次の写真展がスタートします。今後ともSoLUNAをよろしくお願いいたします。

2014年9月4日木曜日

肴町にて

 写真展に展示している作品のなかの一枚です。盛岡市肴町のアーケード街で撮影しましたよ。この女性は肴町で生まれ育ったので、大好きな街のなかでどことなくリラックスした雰囲気に撮れたのではないかと思っています。ちょっと引きの構図でスナップ風に撮ってみました。
 この写真は8月30日の盛岡タイムズに掲載して頂きました。 また、本日9月4日付けの毎日新聞にも写真展の紹介記事を写真入りで掲載して頂きました!ありがとうございます!

2014年9月1日月曜日

カメラは刃物

 写真展「Waltz for Monochrome」も残す所あと一週間となりました。多くの来場者の方には御礼申し上げます。盛岡タイムズさんには写真展紹介の記事を掲載して頂きありがとうございました。
 昨日はある出来事があって、改めて写真の持つ力を実感できました。ある意味、写真って恐ろしい一面があるのですね。今日はポートレート写真をアップする予定でしたがRolleiflexの写真に変更しました。カメラの持つ力は刃物のような働きをする場合もあるようです。

2014年8月28日木曜日

菜園界隈

 今朝の盛岡市の最低気温は15.7度、かなり涼しくなって秋の気配が感じられるようになりました。写真は盛岡市の繁華街、菜園あたりのスナップです。ストリートスナップには二眼レフがとても使いやすいのです。今回使ったレンズはMamiya-Sekor f=10.5cm 1:3.5です。一般的な二眼レフの標準レンズの80mmより画角が狭いのですが、意外と使いやすいレンズです。画角はライカ判換算で80mmは43mm相当、105mmは56mm相当です。105mmはポートレートでも使いやすいレンズです。


2014年8月25日月曜日

6月午後5時

 写真展「Waltz for Monochrome」にご来場頂きありがとうございます!昨日の日曜日のSoLUNAは満席の大盛況でした。今回、展示している写真は半切10枚、四つ切10枚、四つワイド5枚です。ポートレートやカメラの写真は四つ切、ストリートスナップは半切でプリントしています。この写真は職場近くで撮影したスナップです。

2014年8月21日木曜日

Waltz for Monochrome

 今回の個展はWaltz for Monochromeという題名をつけてみました。モノクロームフィルム、フィルムカメラ、そしてフィルムで撮影する人の三拍子が揃って初めて成立する写真展なのです。いずれも絶滅寸前ですが、特にモノクロームフィルムが危険です。今年になって富士フイルムのNeopan 400 Prestの生産中止やKODAKのTri-Xの品薄と大幅値上げなど状況の悪化に歯止めがかかりません。しかしモノクロームフィルムの味わい深い画質はデジタルカメラでは出せないのです。とくに二眼レフなど中判カメラの画質に匹敵するデジタルカメラはまだ少数でしょう。何とか頑張ってモノクロームフィルムで撮影し続けたいと思っています。
 それからもう一つ、モノクロ写真には古いアコースティックなJazzがとても良く似合うのです。お気付きの方も多いのではと思いますが、今回の写真展で流す音楽はもちろん!Bill Evansの代表作「Waltz for Debby」で決まりでしょう!言うまでも無いことですがこのアルバムは世界遺産に登録したいくらいの名盤です。何気なくBGMに流しても優しく美しい音楽ですが、じっくり聞き込むとそのほの暗さ、奥深さ、情感の豊かさに胸が締めつけられます。1961年6月25日の録音ですが素晴らしい音質で、この日のライブハウスの空気まで感じ取れるようです。
 モノクロ写真で喩えるのも何ですが、やはり音楽はアコースティックが良いですね。ピアノはハイライト、ベースはシャドウ、ドラムスはフィルム粒子を思い起こさせます。
 ところでこの写真は盛岡市の旧石井県令邸で撮影しましたよ。今回はモデルさんの後ろ姿を配置してみました。この女性のポートレートも写真展では展示していますよ。

2014年8月18日月曜日

She and her Rolleiflex 2.8A, and her seasons

 いよいよ今週から写真展 Waltz for Monochrome が始まります。古めかしいフィルムカメラとモノクロームフィルムで撮影した写真、スナップやポートレートなど25点を展示しています。写真展を見て頂いた方々が、もう一度フィルムカメラにフィルムを詰めてみたくなる、フィルムカメラが欲しくなる、しかも中判カメラが欲しい、あるいは二眼レフカメラを買ってしまった!となる事を目論んでおります。ご来場をお待ちしています。

2014年8月14日木曜日

一号館の黄昏

 写真展「Waltz for Monochrome」の搬入作業も無事に終わりました。搬入や展示にご協力頂いた方には厚くお礼申し上げます。今、会場のphoto and cafe SoLUNAはお盆休みに入っております。来週月曜日の8月18日から9月7日までの開催で木曜日が休館です。
 写真の世界はデジタルカメラが主流となってからフィルムの生産は縮小や中止が相次いでおります。しかしモノクロームフィルムはデジタルカメラと比較しても侮れない階調度を誇ります。今回の写真はネガフィルムを16bit TIFFでスキャンした画像をもとにプリントしています。モノクロームフィルムが入手可能な限りはフィルムでモノクロ写真を撮影し続けたいと考えております。
 写真展を見て頂いたお客様には、もう一度古いカメラにモノクロームフィルムを詰めてみたい、フィルムカメラが欲しくなった、あるいはフィルムカメラを買ってしまった、という方が一人でも多くなる事を密かに目論んでいる次第です。

2014年8月11日月曜日

涼 風

 盛岡市鉈屋町は古い町屋が多く残っている情緒のある町並みです。町屋の軒先には朝顔の植え込みが似合っています。古い町並みを撮影するのには古めかしいマミヤの二眼レフが適しているようです。
 ところで写真展の搬入もいよいよ明日になりました。今日は額装作業に追われています。写真のプリントをお願いしたカメラのキクヤさんには大変お世話になりました。ありがとうございます!